1月26日(火)新潟市小学校
2010 / 01 / 26 ( Tue ) 5校時14:00~14:45
6年生 生徒数40名 派遣講師 高山佳子 武田由季 ![]() 行きの新幹線の車窓には高く積もった雪やふぶく様子も見られドキドキしつつ向かいましたが、 和納小学校周辺は日陰に雪が残る程度で早速新潟の広さを感じました。 駅から畑の中を真っ直ぐ進むと明治以来の長い歴史を持つ和納小学校があります。 5校時目の授業でしたが、皆さん熱心に取り組んでくれました。 前の授業で小テストを終えたばかりなことも加わってかやや緊張した様子だったので、 導入のビンゴゲームと合わせて今日の目的などを説明しながらリラックスしてもらいました。 段々声も出てきて雰囲気が整ったところでまずは前半。 地元の野菜を食べる魅力や生産量の多い品目に加えて、伝統野菜の長岡野菜を紹介しました。 伝統野菜の意義や価値についてできる限り噛み砕いて伝えたところ、 真剣に聞いてくれたことはとても嬉しかったです。 アンケートにも「長岡野菜を知ってよかった」、「かぐらなんばんを食べてみたい」など多数あり、 先生からも「(長岡巾着なすは知っていたけれど)伝統野菜だったのですね!」とのお言葉をいただきました。 また「新鮮なうちに食べられる地元の野菜を買おうと思う」という感想もありました。 まずは地元のことを知って興味を持つところから、郷土への愛着や誇りに繋がればと思います。 そして後半。 後半担当のVFTの聞く気にさせる雰囲気から、集中力は緩まず後半もしっかり聞いてくれました。 食事バランスガイドのレクチャーに引き続き“副菜ハンター”では楽しく副菜を実感してくれたようです。 「こんなに野菜を食べると知り大変だと思ったけれど、心掛けていれば健康な生活を送れるので毎日食べたいと思う」や「料理の中にどんな野菜が入っているか意識しようと思う」という感想が多く挙がりました。 あっという間の45分でしたが、アンケートからも、子供なりの発見がありそれを“前向きな気持ち“に 繋げてくれたという実感があり大変充実した時間を過ごすことができました。 往復8時間の電車の旅と合わせて、子供たちの素直な思いや笑顔はずっと記憶に残ると思います。 この日楽しく、いろいろ学び考えた記憶と合わせて 子供たちが郷土愛を深めて、もっと野菜と仲良くなってくれればと心から願っています。 武田由季 スポンサーサイト
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1月26日(火) 北九州市小学校
2010 / 01 / 26 ( Tue ) 3校時 9:45~10:25
5年1組 生徒数26名 派遣講師 中山美由紀 桑原奈美 昔ながらの住宅地にある塔野小学校。 校長先生に伺うと、昔ながらのご近所付き合いが残っている地域で、 近所のおじさん、おばさんから子供達は色々な事を学ぶので、 学校から帰っても先生がたくさんいるんですよ。とおっしゃっていました。 この日は、学校給食が地産地消の日という事で、北九州市内で採れた野菜が中心となった給食のメニューでした。 授業の中で、地元野菜についてビンゴをする際も、 給食表に北九州で作られる野菜は☆印が、福岡県内で作られる野菜は★印がついてたのは 知ってたかな? と質問すると、『知ってました』との元気な返事がかえってきました。 その答えの通り、ビンゴでは、北九州で作られている野菜がたくさん並んで、驚きました。 またイチゴとスイカは野菜の中に入れていいですか?と野菜・果物など食に関する知識もかなり高く、 家族で毎日、食について会話をしている様子が伺え、 私達が質問する内容にも、きちんと自分なりの意見を発言してくれました。 ただ、嫌いな野菜がある生徒も多く、トマトが嫌いな子供にミートソース好き?と質問したら、好きという答えが。 「ミートソースにはトマトが入っているんですよ。」と教えると、だったらトマトも大丈夫かもとの返事。 授業が終わった後、私のそばに来て、トマトは嫌いだけれど、頑張って食べて、野菜博士を目指します! と約束してくれたのがとても印象的でした。 桑原奈美 昔からの住宅が多く祖父母と暮らしている子も多いという土地柄で、 子供達はとても落ち着いていて素直でした。 クラスで「ありがとう」と言うことを徹底されていました。 改めてとても気持ちの良いことだと感じました。 JAふくれん様からの提供野菜は「博多な花おいしい菜」で、 洋種なばなの側枝をかいで食用とした緑黄色野菜です。 ビタミンやカルシウムを多く含んでいる野菜です。 生徒全員が食べたことがないということだったので、 リーフレットと一緒におうちの方に渡して、 今日の授業の話をしながら食べて下さいねと伝えました。 先生からは授業の最後に「給食の野菜は残さず食べます!野菜好きな子が多い!」 という嬉しいお話を聞きました。全員で野菜博士になってくれることでしょう。楽しみです☆ 中山美由紀 |
1月25日(月) 北九州市小学校
2010 / 01 / 25 ( Mon ) 3校時 10:45~11:30
5年1組 生徒数23名 派遣講師 中山美由紀・竹内典子 チャイムが鳴る前に準備のために教室に入ると、生徒たちはピシッと席についていました。 「地元の野菜は?」の問いに、すぐに「筍!」「合馬の筍」と、 流石に“筍名産地のお膝元”です。 他にも葱・キャベツ・・次々に聞えてきました。 提供のあったキウイの話をすると「赤いキウイもある。」とその知識に驚きの発言や、 地元野菜購入のメリットには「安い」「美味しい」「安全」「農家の人が喜ぶ」などの声もありました。 「嫌いな食べ物がある人?」と尋ねると「とうもろこしが歯に挟まるので嫌い」に対して、 どうすれば食べられるのかを考え「焼いてお醤油ぬるのは美味しいよね。」等ありましたが、 コーンポタージュは食べることができるとのことで、“嫌いなものを克服している”ことがわかりました。 そして「苦手な野菜がある人は友達と一緒に食べ方を考えましょう。」と中山さんが伝えました。 先生曰く「給食を残したことがない」と “天晴れ!”なクラスでした。 竹内典子 |
1月22日(金)名古屋市立高木小学校
2010 / 01 / 22 ( Fri ) 3校時10:50~11:35
5年3組 生徒数30名 派遣講師 服部佳世子 出口恭美子 石井郁子 ![]() 食育出前授業のデビューです。 高木小学校は名古屋の中心部よりは遠く名古屋人の私でもなかなか行きにくい場所でした。 事前に学校を見てきましたので迷うことなく到着することができました。 教室はとても寒かったです。 後で校長先生にお聞きしたところインフルエンザ予防のため窓が少し開けてあるとのこと、 先生も生徒も完璧に暖かい服装をしていたのはそのせいと納得でした。 父兄参観の日でもあったのですがご父兄にもテキストのコピーが渡され、 子供と一緒にビンゴゲームを楽しむ親子もチラホラ見うけられました。微笑ましく感じました。 お二方のティーチャーさんは大阪、東京でしたので地元の野菜のところは3回とも私が担当させていただきました。 たまたま愛知県の伝統野菜のニンジン三種(八事五寸ニンジン、木之山五寸ニンジン、碧南鮮紅五寸ニンジン)が 手元にありましたので持参して生徒さんに見てもらいました。 先生がご父兄も一緒になって参加してくださいの一言で熱心に聞いていただけた事がよかったです。 餅菜(正月菜)も愛知の伝統野菜でみんなお正月のお雑煮に入っていたよね、の質問に ホウレンソウと答えた生徒もいましたが、名古屋のお雑煮には必ず入っている事を伝えると、 ご父兄の方々がうなずいていらしたのが印象的でした。 私の担当した三組の生徒は放課の時とても騒いでいてヤンチャなクラスで困ったなぁと思っていましたが、 いざ授業になったら静かにしてくれビンゴゲームも「ビンゴ」「ビンゴ」とドンドン手をあげてくれました。 ところが副菜ハンターで何人か前に来てもらったのですが本領が出たのか外野が野次を飛ばしコーラも副菜だ、 プリンも副菜だと目茶目茶な事を言い、ハンター達を困らせていましたがそれでもきちんと収めてくれ、 最後まで野菜博士になりたいと言って聞いてくれました。 後で振り返りカードを見せていただきましたが、「バランスよく食べないとコマは回らない」とか 「野菜余り食べていなかったけれどこれからは食べるようにしたい」「野菜は健康のために大切」など 授業の内容をよく理解してくれたとうれしかったです。 その調子でお友達やお家の人たちに伝えてくれる事を願っています。 時間が足りなかったのが残念でした。 服部 佳世子 4校時11:45~12:30 5年1組 生徒数 名 ![]() この日は、保護者参観の日で、たくさんの保護者の方がいらっしゃっていました。 先生方が保護者の方にもテキストのコピーを配布してくださり、 子どもたちと一緒にビンゴゲームをしたりと授業に参加していただきました。 子どもたちは少々緊張した様子ではありましたが、 保護者の方と一緒にビンゴゲームが出来て楽しかったようです。 地元の服部先生が実際に伝統野菜を持ってきてくださり、 見分け方のコツなどをお話すると、子どもたちも保護者の方たちの方も大変興味を示してくださりました。 帰り際に保護者の方から「とても勉強になりました」とお声をかけていただきました。 こうやって親子で学ぶ事はとても素晴らしい事だと思います。 保護者の方の分のテキストをご用意くださった高木小学校の先生方に感謝です。 出口恭美子 2校時 9:50~10:35 5年2組 生徒数 名 ![]() 授業参観でお家の方が大勢見えて「緊張した」という子もいて、発表などは少しおとなしかったように思えました。担任の先生もやはり、いつもはもっと活発だとおっしゃっていました。 普段通りの子供たちに会えずに残念でしたが、学校側がご父兄のテキストも事前にコピーしてご用意くださり、お家の方々と一緒に授業ができたのは、子供たちにとっても私たちティーチャーにとっても貴重な体験をさせて頂けたと思います。 また、大阪からの参加でしたので地元野菜や伝統野菜については、名古屋の服部先生に連絡して少しお話を伺ってから調べました。そして調べていくうちに興味深いことが わかりました。 「守口大根」といえば私は「なにわ」のものだと思っていましたが… 実は大阪の守口で守口漬けを作る際に全国の大根を集めたところ美濃の国からも大根が届けられ、以後「守口漬け」に漬ける大根のことを「守口大根」というようになったとか…これには感激して、名古屋と大阪は繋がっているよ!と子供たちにも伝えました。 名古屋でよく食べられるという「餅菜」は大阪では見たことがありませんでした。東京にもないとの事。 それから、名古屋でとれる人参三種を実際にお持ち頂いて見せることもできました。 違う土地に行かせて頂く事によって、伝統野菜を伝えていく上で、このように私たち自身もお勉強になることがあり、その感動を子供たちに伝えられるという素晴らしい経験をさせて頂きました。 野菜のビンゴゲームや副菜ハンターなどで子供たちに野菜について考える場を作っただけでなく、子供たちと一緒になって学べる場になったと思っています。 この感動は子供たちにも伝わったと思います。「野菜のたいせつさがわかった」や「もっと野菜を食べようと思う」など嬉しい一言が貰えました。 ご父兄方からもお勉強になったとお声をかけて頂き、嬉しい気持ちになったと共に、伝えていくたいせつさを痛感しました。 石井郁子 |
1月22日(金) 神戸市小学校
2010 / 01 / 22 ( Fri ) 2校時 9:45~10:30
6年3組 生徒数33名 派遣講師 広野比奈子 前田眞子 藤本愛子 ![]() 生徒のみんなは授業を熱心に聴いてくれました。 ビンゴゲームは結構もりあがり、こちらの質問に、積極的に手をあげて答えてくれて 授業の雰囲気はよかったと思います。 担任の先生と給食の献立をみんなで考えたりしているそうで そのせいか野菜の名前も9つ容易に書ける生徒が多かったですし、 地元野菜についても淡路のたまねぎなどよく知っていました。 野菜の旬についても言える生徒が何人もいました。 先生もよく協力していただいて、野菜博士の記録シートは、日がたつと 今日勉強した事を忘れてしまうので、今日からはじめますと言ってくださいました。 授業の後の感想では、野菜を食べる大切さがわかった、とか 家に帰って弟にも教えてあげたいとか楽しかったという意見が多かったです。 みんながんばって野菜博士になってほしいと思います。 藤本愛子 4校時 11:45~12:30 6年1組 生徒数33名 ![]() 先生からの紹介で始まった今日の授業。 何が始まるのか興味津々の子供たちを前に、ビンゴゲームを始めると 「地元野菜が分からない」の声が聞こえてきました。 ここ兵庫県はおおよその野菜は作られていて、改めて地元野菜は?と聞かれると 悩んでいるようでした。 そして始まったビンゴゲームでは、やはり普段から食べている野菜の名前が次々と挙がり ビンゴになるのが早かったように思います。 副菜の話になると、真剣に聞いてくれて副菜ハンターでは クラスのみんなが声を出し合い、間違えることなくクリアしていきました。 野菜博士になろうでは、自信ないけど頑張ると言ってくれたことが とてもうれしかったです。 広野比奈子 |