11月30日(火) 熊本県宇城市立小学校:
2010 / 11 / 30 ( Tue ) 6校時14:55~15:40
5年1組 生徒数35名 派遣講師 影山 のぞみ 持田 成子 ![]() ![]() 「不知火=デコポン」のお膝元、熊本県宇城市立不知火小学校に「食育モデル授業」に伺いました。 校舎に着いた途端、「こんにちわ」の嵐!!礼儀正しく元気な子どもたちの声が明るく響く学校でした。 さて、5年生の授業…。教室に足を踏み入れるやいなや、私たちティチャーは圧倒されんばかりの 元気とパワーにたちまち引きこまれ、モデル授業検討委員である東京のベジフルティチャー影山のぞみ先生のテンポ良い進行で始まりました。 ビンゴカードのマスはたちまち埋まり、野菜の名前がどんどん上がるところはさすが生産地! 地元野菜の説明では持参した「JAうき初出荷」のフルーツタマネギや熊本市のひご野菜「春日ぼうぶら」を見せ、日本一のトマト生産地熊本の中で、八代に次ぐ出荷量を誇る宇城のこと、手作りした産地表示や地元農産物マップでの説明にも「知ってる!」「あっ見たことある!」と盛んに興味を示してくれました。 四季を通じて豊かな地元野菜に恵まれていることを理解した子どもたちは「地元の野菜を買うときはパック詰めになってないからエコになる」という発展的感想や、実物量のキャベツを見て、「もっと副菜を食べなきゃならない」等、口々に気づきを発表してくれました。 野菜博士のカードが欲しい!と全員の目はキラキラ!きっと立派な宿題が提出される!と確信しました。 授業には、宇城管内の食育や給食担当の先生方が参観くださり、引き続いての研究会では、 「導入のビンゴなど必要ないほど、子どもたちを引きつけていた」とお褒めの言葉や、「学級園での栽培・収穫体験も含め工夫をしながら食育に取り組んでいる」「低学年のうちから野菜を好きにさせるためにこのような授業を取り入れていきたい」「地元の豊かな野菜に囲まれている子どもたちの 様子」熊本県教委が取り組む食育の現状など…貴重なご感想やご意見を頂戴し勉強になりました。 持田 成子 5校時 14:00~14:45 5年2組 生徒数 名 ![]() 素晴らしく元気で礼儀正しく、始めの号令から授業中、そして、最後の挨拶まで、全員の大きな声が響いた授業でした。 挙手も発言も非常に多く、友達の発表に対して「いいと思います!」、「付け足しします」という積極的な発言と授業への参加姿勢が見られました。 地元野菜のメリットとして、「輸入品だと、遺伝子組み換えなどの心配があるから安心じゃない」という意見も挙がりました。 最後に、授業の感想を発表してもらったところ、自発的に手が挙がり「地元野菜をもっと食べたい」「お味噌汁でも野菜の具がたっぷりなら副菜になるのだと分かりました」「野菜を遠くから運んでくるとCO2が排出されてエコでないことが分かりました」という意見を、担任の先生からは、「子ども達には食事バランスガイドが初めてで難しいのかなと思っていたら、意外とちゃんと理解している様だった。今後、食事のバランスを考えるきっかけになると思う」とのお声をいただきました。 影山のぞみ スポンサーサイト
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11月30日(火) 大阪市立小学校
2010 / 11 / 30 ( Tue ) 1校時 8:45~9:35
6年1組 生徒数36名 派遣講師 大廻良子、井戸祐子 ![]() ![]() 今年1回目の出前授業は、去年もお邪魔した『南港渚小学校』。 今回は、JA全農大阪の和田さんが、ゲストスピーカーとして地元大阪の野菜について レクチャーをしていただきました。 なにわの伝統野菜である「泉州水なす」について写真を見せていただきながら詳しくお話いただきました。 大阪産のキャベツはお好み焼きに最適で、お好み焼き屋さんが好んで使う程相性がいいそうです。 野菜にも粉モン文化が根付いているんですね。 校内菜園があり、「天王寺かぶら」「じゃがいも」「ねぎ」などの畑があり、都会の真ん中の小学校ですが、野菜に触れ合う機会がたくさんあるんだなと感じました。 副菜ハンターでは、副菜を選んだ後に「どうしたらA君は、1日5皿を達成できるのか」をみんなで考え、「朝ごはんに野菜を食べる」や「夕食のときの付け合せのキャベツの量を増やす」など、 みんな活発に発言してくれました。 元気な野菜博士がたくさん誕生しそうな授業でした。 大廻 良子 2校時:9:45~10:30 5年1組 生徒数23名 今回もJAさんの協力があり、豊富な資料を用意していただきました。 普通のなすと地元伝統野菜のなすの違いがわかるようにと、カラー写真をパウチした物を作ってこられました。 JAさんの方も子供達の反応(地元野菜の認知度)を知りたいという意欲的な方で、 出前授業に来ることができてよかったと言われていました。 出番が5分位という短い時間で申し訳なかったくらいです。 小学校は、月一回栄養士の先生による食育授業が行われているような、食育に関して熱心な学校です。 菜園や小さな水田まであり、子供達が認識していないだけで、なんと地元伝統野菜まで栽培していました。 収穫した野菜は、家庭科で調理実習して食べるそうです。 子供達は、授業の反応も良く「野菜博士になるために頑張ろうと思う人!」では、 ほとんどの人が手を挙げてくれ、やりがいを感じました。日頃の先生方の賜物だと思いました。 井戸祐子 |
11月 26日(金) 富山市立小学校
2010 / 11 / 26 ( Fri ) 3校時 10:40~ 11:25
6年1組 生徒数33名 派遣講師 林 洋子、大窪 淳子 ![]() ![]() 今回、昨年と同じ小学校へ食育出前授業に行ってきました。 私は去年とは違う「野菜博士になろう!」を担当。 子供達に伝えるにはどうしたらよいかと考える良い機会になりました。 授業ではJAなのはなさんがゲストスピーカーとして協力、JA全農とやまさんが協賛してくださいました。 学校給食で使われている野菜に地元の野菜が使われている事、地元で作られている里芋やチンゲン菜などの話、 本当に勉強になりました。 授業は振り返ってみると前回よりテンポ良くできたように思います。 子供達に副菜の量を分かってもらう為に70gの野菜(白菜)を生のままと塩もみした物を持参し、 実際に量を見てもらう事で興味を持ってもらえたようでした。 先生からも楽しい授業になったと言ってもらえ、 マスコミが入った事で子供達もはじめは緊張していましたが、ゲームなどで打ち解け、手をあげてもらう事もでき、楽しい授業になったようで本当に良かったです。 林 洋子 昨年に続き2回目となる学校でした。 今回は余裕を持って、自分たち自身も楽しくやろうと相手の林さんとも話をして臨みました。 当日は冷たい雨が降っており、北陸特有のどんよりとした空。 しかし教室に入ると大きな6年生が元気そうな笑顔で私たちを迎えてくれました。 ビンゴゲームは「リーチ」や「Wリーチ」まで飛び出し、大変盛り上がりました。 (三郷地区は全体的に稲作が主な為か、野菜の名前を書くのに頭を抱えて悩む生徒が多く見られました。) 先生の話によると、このクラスは発言が少ないクラスだとお聞きしました。 今回はマスコミの方も入っていたので、更に子供たちの緊張は膨らんでいたと思います。 それでも当てられるときちんと答えることができ、 話も真剣な表情で聞いてくれる姿には私たちも関心致しました。 先生は授業のために座席表や11月の献立表も用意して下さって、とても授業の流れが良かったように感じます。 そして、昨年とは違い、全農とやま、JAなのはなのご協力のお陰で、私たちも水橋地区の地場野菜を知ることができましたし、たくさんのお土産も子供たちに頂き、授業終了時には子供たちの笑顔がいっぱいで終わることができました。 本当に、先生を始め、多くのサポーターがこの授業を盛り上げて下さったと感謝しております。 大窪 淳子 |
11月26日(金) 和歌山市立小学校
2010 / 11 / 26 ( Fri ) 6校時14:30~15:15
6年1組 生徒数36名 派遣講師 川上マユミ、出口恭美子 通常は1時限で行う授業を今回は2時限使って授業を行いました。 2回目の授業では、「副菜ハンター」と「野菜博士になろう」がテーマです。 まず、前回の授業で宿題にだした産地チェックの発表からスタートです。 宿題をする期間がとても短かったのですが、みんなたくさんの野菜の産地を調べてました。 発表方法は、野菜キャラクターを白地図にはっていき、産地チェック地図を完成させます。 「どんな事が分かった?」と聞いてみると「北海道と和歌山の野菜が多い事が分かった」などの意見が出てきました。「北海道と和歌山の野菜はなんで多いのかな?」と質問すると「北海道は広いから。和歌山は地元だから」などと答えてくれました。地元の野菜について、1回目の授業で伝えた事もしっかりと理解したようです。 「副菜ハンター」も悩みつつもクラス全員で正解を導きだし、「野菜博士になろう」も先生と協力してがんばるそうで、とても良いクラスだなと感じました。 出口恭美子 |
11月26日(金) 大津市立小学校
2010 / 11 / 26 ( Fri ) 2~4校時 9:30~12:10
6年1、2、3組 生徒数 36、37、38名 派遣講師 井戸祐子 前田 眞子 ![]() 6年生の3クラスで、私は1,3限はバランスガイドを使って栄養の説明、2限で地場野菜と旬の説明を担当しました。 6年生ということもあり、騒ぎ過ぎることもなく、まじめに話を聞いてくれていたと思います。 ビンゴカードがなかなかうめられない人と、 すぐに書きあげて野菜のイラストまで描いてしまう人の時間差がかなりありました。 バランスガイドのSV数で野菜ジュースはどう数えるのかと、授業後に質問に来てくれた人もいて、 説明すべきだったと反省しました。 「野菜博士になりたい人!」で、手を挙げる人数が少なかったり、 ためらっている人が見受けられたのは残念でしたが、授業後実物のカードを手に取ってみて 「紙のぺらぺらのかと思ったけど、案外いい」と動機は違っていてもやる気になってくれた子供達もいてほっとしました。 私にとっては、始めてJAさんの支援のある授業で、どのような流れになるか当日までわからなかったのですが、豊富で色鮮やかなリーフレットやプリントを準備してくださり、直売所や地場野菜のコーナーのあるスーパーマーケット、商店街を紹介していただきました。 やはり私達VFティーチャーだけでは調べきれない地域に密着した情報をお持ちなので、授業も盛り上がり、 私も大変勉強になりました。その上、子供全員にお土産の野菜まで用意してくださり、いたれりつくせりでした。 それから、今日勉強した滋賀県伝統野菜が、その日の給食に使われているという、全く偶然のサプライズがあり、ほとんどの子供が知らなかった野菜だったので、驚きと共に、とても嬉しく思いました。食後の感想を聞きたかったです。 校長先生は、給食に入っていた伝統野菜を試食させてくださり、いきとどいた配慮に感謝いたしました。 井戸祐子 野菜でビンゴゲームは、地元の野菜、地元でたくさんとれる野菜という課題にすこし惑ったのか、 野菜の名前がなかなか書けませんでした。 少しヒントを出しながら、好きな野菜、嫌いな野菜をかいて、大盛り上がりの中、全員ビンゴ達成。 今回はゲストスピーカーとして、 全農しがの中川さん、堀さん、上野さん、お3人の強力助っ人が来てくださいました。 今が旬の近江野菜、近江の伝統野菜のお話を、子供たちも熱心に聴いていました。 最後のまとめで野菜博士になりたい人というところでは積極的には手が上がりませんでしたが、 1週間の挑戦はがんばってくれそうです。 滋賀は、野菜の生産量が全国で下から3番目という地域。 とはいっても、地元で出来る新鮮な野菜はたくさんあり、子供たちも地元“近江野菜”にすこし興味を持ってくれたようです。 ほとんどの子供が野菜に関心がない中、この日の授業、全部を覚えることは難しいでしょう。 しかし伝統野菜“ひのなかぶ”をほとんどの子供たちが知ってくれたことだけで出前授業は、二重丸です。 振り返りシートでは良い反応でした。 全農しがさんからのプレゼント、 やさいのクリアファイルにたいへん喜んでいました。 また、お野菜“小松菜”のお土産もありました、 小松菜とほうれんそうの区別ができない子供が結構いたので、これもいい学習教材になりました。 地元のゲストスピーカーさんがいらっしゃると、盛り上がりも違いますね。 前田 眞子 |