12月20日(火) 熊本市小学校
2011 / 12 / 20 ( Tue ) 3校時 10:45~11:30
6年3組 生徒数30名 派遣講師 植村かよ、持田成子、中山美由紀、中嶋 由美 ![]() 元気のあるクラスでした。 地元野菜では、れんこん、トマト、キュウリ、などをメインに、大根、キャベツなどが 上がりました。トマトの生産量日本一にはびっくりしていましたが、鹿児島ではいろんな色の トマトはみないけど、こちらではいろんな色のトマトがスーパーに売っててすごいね!というと うれしそうでした。郷土料理では、だご汁、辛子れんこん、いきなり団子、高菜飯、熊本ラーメン が出ました。タイピーエンもあるよね~と言ったら、給食で出るとうなずいていました。 ただし、皆が好きではないようです。 使われている野菜では、地元野菜で出たレンコンの話を取り上げましたが、 辛子レンコンのいわれなど知っていたり、地産地消という言葉が出て来たり、食育に熱心な 学校であることがうかがわれました。郷土料理の発表で「お酒に合う」とか「口の中に広がる 香りが」など、ネットから引っ張ってきた文章をそのまま読み上げる児童がいて、 笑わせてくれました。 宿題の方法をきちんと伝えようとすると時間がなく、振り返りは チャイムがなりながらとなってしまいました。先生からもこの内容だと時間が短いのではと 言われ、少し早めに始めてくださったのですが、時間足らずでした。主菜の量の伝え方が難しく どのくらいの量かのわかりやすい表現があったらと思いました。 植村 かよ 3校時10:45~11:30 6年4組 生徒数29名 ![]() ![]() ![]() 熊本市東部の住宅地にある小学校に「食育出前授業」にvft4人で伺いました。 授業実施のお願いや、6年担任の先生方も加わっての事前打ち合わせの折、校長先生や栄養教諭の先生から、食育や家庭科での取り組みを伺い、その実践活動に熱意を感じながら、この日を迎えたのです。 さて、私が担当させていただいた6年4組、杉本先生と簡単な打ち合わせをさせていただいているところに「何かお手伝いします!」と、子どもたちがやってきてくれて手際よくテキストやビンゴカードを配ってくれ、礼儀正しい、静かクラスだな…と感じました。 「ビンゴゲーム知っとる?これから野菜のビンゴだぞ…」との先生のお声掛けではじめ、たちまち9マス埋めていく子もいれば、「熊本の野菜ってどれ?」「野菜だけ?」と考え込む子もいました。でも、いざ発表になったら雰囲気は一転、挙手の嵐!すぐさま「リーチ!」「ビンゴ!」出してくれた野菜の数は18種もありました。全部熊本市で作られているんだよ…と言うと熊本市が生産地であることにびっくりした様子でした。地元野菜の説明では、持参した八代のトマトと共に、日本一のトマト生産地熊本は、今が旬の冬春品種の産地「八代」、夏の品種の阿蘇・山都町と県内で産地リレーし年中熊本産のトマトが食べられる有難さを話し、手作りした産地表示や地元の八百屋さんの話も教えてくれながら地元野菜のメリット「新鮮」「安心」「安全」「美味しい」「作る人がわかる」等たくさんの意見が…。 郷土料理の宿題発表では、「のっぺい汁」「だんご汁」「ひともじのぐるぐる」「いきなり団子」「タイピーエン」…と続出、「辛子レンコン」の生徒は、「作り方も調べてきました」と、驚かされました。 実物量のキャベツを回しながら、主食・野菜料理・主菜…とバランスよく食べる大切さを理解してくれた様子、「残さず食べる!」クラス目標も決まり、杉本先生も一緒に全員「野菜博士」を目指してくれることを確信し、キラキラした瞳の教室を後にしました。 持田成子 3校時10:45~11:30 6年1組 生徒数31名 ![]() 多くの野菜を生産している熊本県。 この学校では、食育の授業もよく行っているようで、 子供たちも地元の野菜を食べることの良さを理解しているようでした。 「地産地消」、「環境によい」など子供たちからたくさん意見が出てきます。 給食で出されるタイピーエン、高菜飯、だご汁なども郷土料理として 子供たちから声が上がりました。 辛子れんこんは細川藩主が病弱だった為、僧侶が献上したのが始まりなど 歴史的な背景を話すとうなずいて聞いてくれていました。 校長先生、栄養教諭の先生も見学に来られとても熱心な学校でした。 最後に、授業風景をプリントアウトしたものを、 ティーチャーそれぞれに校長先生からプレゼントしていただきました。 中山美由紀 3校時 10:45~11:30 6年2組 生徒数31名 県外の学校に行くのはとても久しぶりでしたので、朝から楽しみにして参りました! 担任の藤米田先生より、『4クラスの中でも大人しいクラスなんですよー。』と伺って いましたので、正直、積極的な発言が出にくいのかなぁ?と思っていましたが・・・。 ところが、思いのほか色んな声があがったので嬉しく、お陰さまで授業もスムーズに進み ました! 郷土料理についてもイメージしていた通り、“からしレンコン”や“タイピーエン”、 “いきなり団子”に“ひともじのぐるぐる”と、どんどん名前があがりました。 (他県から見ると本当に面白い料理名ですよね♪) 食事バランスガイドでは、副菜のところで、同じ重量なのに加熱したキャベツと生の キャベツの大きさの違いに『えーっ?!』とビックリしていました。あれはとても分かり やすかったようです。 ただ、それぞれ1つの数え方が判断し辛い様子で、中でも主菜のお肉料理が難しいようで した。 学校が、食育活動にとても熱心に取り組んでいらっしゃるようでしたので、たくさんの 野菜博士たちが誕生するのが楽しみです。 最後に、校長先生からベストショット写真を頂き、本当にありがとうございました! 中嶋 由美 スポンサーサイト
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12月19日(月) 篠栗町小学校
2011 / 12 / 19 ( Mon ) 3校時 10:35~11:20
派遣講師 久保ゆりか、中嶋由美、平山紀子 5年1組 生徒数 30名 クラスに入るとみんな一斉に大きな声で挨拶していただきました。 元気な声で、気持ちの良いスタートです! 「地元の野菜を知り、野菜博士になろう」をテーマに沿って、最初の準備運動であるビンゴゲーム。 野菜9個を埋めるのに真剣に考えている様子でしたが、 「給食に入っている野菜を思い浮かべてみましょう。」 「今朝、食べた野菜は何かな?」等の声かけをすると埋まってきた様子でした。 担任の先生に氏名していただき、みんな大きな声で答えてくれてとても盛り上がりました。 地元の野菜もあがった所で、今回の宿題でもある郷土料理。 「博多のお雑煮」の名前はあがりましたが、博多のお雑煮に欠かせない存在である「かつお菜」の 実物はみた事がなかったようでした。 かつお菜を見せると「小松菜」「ほうれん草」等の答えが返ってきましたので、 今回実物をお見せ出来て良かったと思います。 またこちらの小学校には「食事バランスガイド」のポスターも廊下に貼ってあったので、 みんな知っていました。 「野菜博士カード」を見せて「野菜博士になりたい人?」と質問すると半分以上の生徒達の手は挙がりました。「きちんと取り組みをしたら野菜博士になれるよ」という話をすると生徒達はより興味を抱いたように思います。 生徒達のモチベーションは上がってくれたので良かったです。 最後に野菜博士になる為の5か条を皆で復唱させると元気な声で読んでくれました。 大変明るくて元気なクラスだったのが印象的です。 クラス皆が「野菜博士」になれることを期待したいと思います。 久保ゆりか 3校時 10:35~11:20 5年2組 生徒数 32名 ここ篠栗町は7割が山とのことで、学校の周りに田畑もあり、自然に囲まれたとても素敵なところ。 ビンゴゲームで野菜を9つあげるのを難しそうにしている生徒もいましたが、 『地元でよく採れる野菜って何だかわかるかなぁー?』という問いかけには、大きな声でハッキリと 『タケノコとキノコ!!!』と答えてくれました。こちらが想定していた野菜を そのまま言ってくれたので嬉しいし、その後の郷土料理に繋げる話しもしやすいものがありました。 また、食事バランスガイドでは、2タイプのキャベツの千切りの重量が全く一緒という ことに驚いたようで、思わず『ええー?!』という声が・・・。あのように実際に見せ るというのは大事だなと思いました。 ただ、1つの数え方が分かり辛い個所があったようで、例えば主菜のお肉のところは 判断が難しい様子です。 今回、私は初めて農林水産省補助事業カリキュラムの授業をさせていただいたのですが、 担任の先生がとても協力的で、板書も進行もテキパキとしてくださいました! 子供たちには、更に地元の野菜に興味を持って、野菜博士になって欲しいなと思います。 中嶋 由美 |
12月13日(火) 新潟市小学校
2011 / 12 / 13 ( Tue ) 4校時11:30~12:15
5年4組 生徒数 名 派遣講師 出口恭美子,影山のぞみ ![]() 今年度の新プログラムは、郷土料理が新たに加わり、 さらに地元の野菜について理解が深まる内容になっています。 まずは、地元野菜のビンゴゲームでスタート! 「新潟では、ほとんどの野菜を作ってるよ」と野菜の名前が次々とでてきました。 ビンゴゲームでは出なかったけど、伝統野菜の女池菜の紹介をすると、 「じっちゃんが作ってるよ」なんて子もいました。 五十嵐小学校の5年生は、地産地消も習っていて地元の野菜を食べるメリットでは、 「新鮮」「地元の事が分かる」「農家さんの収入が増える」など様々な意見が出ました。 郷土料理の発表では、新潟の郷土料理、 のっぺの他にも石狩鍋やゴーヤチャンプルなど他県の郷土料理も調べてきてくれていました。 「郷土料理には何がよく入ってると思う?」と聞くと「地元の野菜」と答えてくれました。 地元の野菜、郷土料理について学び、 「野菜博士になりたい」と授業後もたくさんの子どもたちが話しかけてくれました。 出口恭美子 3校時 10:40~11:25 5年3組 生徒数30名 ![]() ビンゴではたくさんの野菜があがり、“越後白ナス”というナスが地元野菜であることを教えてくれました。 地元野菜のやわ肌ネギや女池菜については、食べたことのある生徒がほとんどで、 給食でも地元野菜を多く使っているとのことでした。 地元の郷土料理は担任の先生が生徒達への積極的な発表を促してくれて、 新潟市の“ぼたもち”や“べた煮”、 “のっぺ汁”、“笹団子”、“けんさ焼き” 長岡市の“からし巻き”、 “のっぺ”を発表してくれました。 その中にも、地元食材のサトイモやネギ、ダイコンが使われていることを学びました。 野菜博士になるための条件を考えてもらった際、 「野菜を知る」「栄養を知る」「好き嫌いをしない」 「苦手な野菜も食べてみる」「野菜を育ててみる」などの意見が出ました。 その中から、クラス目標として、「好き嫌いをしない」をクラスで実践していくことになりました。 影山のぞみ |
12月9日(金) 船橋市小学校
2011 / 12 / 09 ( Fri ) 2校時 9:30~10:15
5年3組 生徒数28名 派遣講師 影山のぞみ 佐藤雅美 寺島祐貴子 ![]() 冷たい雨が降りしきる中、小学校にお邪魔させて頂きました。 事前の学校との打ち合わせで、この小学校では給食の残食率が高く、食事バランス の説明を丁寧にして欲しいとの要望が有りました。 そこで、生徒に予め調べてきた地元で採れる発表してもらった後、 郷土料理はティーチャーから1~2個サラっと紹介。 その分食事バランスについて、特に副菜の必要性を話す事にしました。 私は隣町の市川市で生まれ育ちました。なので、生徒から地元で採れる野菜として 落花生、さつまいも、えだまめ、なし、などが挙げられた時は「うん、うん、そうそう」 と幼年期から親しんできた野菜に嬉しくなってしまいました。 副菜の所では野菜の効用だけでなく実際70gの野菜って生と加熱した物ではずいぶん 量が違ってくるんだという事を目で見てもらいました ご担当の先生からの提案で食事バランスの後で実際に当日の朝ごはんと給食で スコアーをつけてみました。クラスで事前にどのようにスコアーをつけるのか理解 してもらえたのが良かったようで、「頑張って、野菜博士のカードゲットするぜ~」 と盛り上がりました。 クラス目標は「バランスよく、いろんな野菜も食べる」 目を輝かせている一人一人がやがて友達や親に野菜の魅力を伝えてくれる素敵な 野菜博士になってくれる事を願って・・・ 寺島祐貴子 3校時 10:40~11:25 5年1組 生徒数25名 派遣講師 影山のぞみ ![]() ビンゴでは、落花生をまず最初に書く生徒が多く、 地元野菜としても、多くの生徒が千葉県は落花生を多く作っていることを教えてくれました。 他に、サトイモやサツマイモも多く作っているという意見があがり、 サトイモには、“千葉丸”というサトイモがあることを発表してくれました。 千葉の郷土料理として伝えた“つみれ汁”では、「給食で食べたことがある!」という声がありました。 落花生の食べ方として、ほとんどの生徒が「塩茹でして食べる」と教えてくれましたが、 全国的には茹で落花生は珍しいこと、千葉県の郷土料理でもあることを話したら、驚いていました。 巻き寿しには馴染みのない生徒も多かったのですが、 栄養教諭の先生が黒板にお花や“祝”の絵を描いて分かりやすく板書してくださいました。 クラス目標としては、様々な意見が出た中で、意見を統合し、 「地元の野菜を知って、バランスよく食べる」にクラスで取り組んでいこうと決まりました。 影山のぞみ |
12月9日(金) 豊中市立小学校
2011 / 12 / 09 ( Fri ) 2校時9:40~10:25
1年1,2組 生徒数 41名 派遣講師 大廻 良子 ![]() 食育出前授業で、初めて低学年を担当しました。 机もいすも小さいけど、元気いっぱいの大きな声で挨拶をしてくれて授業スタート。 はじめのビンゴゲームでは、学校で育てたことのある野菜や好きな野菜、 大阪で作られている野菜を頑張って書いてくれました。 ビンゴゲームは『リーチ!!』や『ビンゴ!』『2つもビンゴになった~』と大盛り上がりで ビンゴになった紙をわざわざ見せに来てくれて、 高学年のテンションとは違う元気のよさがとても楽しかったです。 先生が、食育にとても熱心で、学校で野菜をいろいろと育てているからか、 嫌いなお野菜は0(ゼロ)という子が結構多かったのが驚きでした。 野菜博士カードにみんな興味津々で、「今日欲しい!!」という声もたくさん上がりました。 低学年なので、書くことよりも発言したり、 考えたりという時間が多いほうがみんな取り組みやすいのかなと感じました。 楽しく、元気な野菜博士がたくさん誕生するのかなと期待しています。 大廻 良子 3校時 10:40~11:25 2年1,2組 生徒数 42名 2年生の授業でも、ビンゴは大人気。 野菜の写真を出しながらビンゴゲームをしました。 普段スーパーに並んでいる野菜でも、どこの部分を食べるのかを紹介しながらビンゴを進めてみました。 ニンジンやダイコンは、根っこを食べる野菜だったことを知らなかった子が多く 「へぇ~」という声も聞こえてきました。 大阪産の野菜の資料は、大喜びでした。 元気が良く、みんながたくさん発言してくれたので、にぎやかな授業でした。 野菜博士カードを持つと何がもらえるの?ビンゴの景品は?と『さすが大阪の子!』と感じましたが、 みんながんばって野菜博士の宿題に取り組んでくれると思います。 ちょっと難しいかな?と思った項目もありましたが、 みんな一生懸命取り組んでくれたのは、普段の先生方の食育の取り組みのおかげだと感じました。 大廻 良子 |
12月9日(金) 山形市小学校
2011 / 12 / 09 ( Fri ) 4校時11:45~12:30
5年生1クラス 生徒数42名 派遣講師 小原 薫 ![]() ![]() 山形の子供達はとてもシャイでおとなしいと聞いていたのですが、 挨拶から、授業の中での発言も積極的で反応がよく、大変充実した授業でした。 特に5年生は学校でも食育に力を入れている学年ということもあり、 大切な授業だということを、担任の先生からよく生徒達に浸透していたように感じました。 ゲストティーチャーからは地元の野菜、特に伝統野菜のお話が子供達の興味を引いたようで、 だだちゃ豆の「だだちゃ」の意味が「お父さん」だというくだりは、 私も思わず子供達と「へ~」と頷いてしまいました。 野菜博士の5か条は少々難しいと感じたのか、 「野菜博士にはなりたいけれど、できるかなぁ」という不安があったようなので、 料理の部分などは、レンジでの加熱や、手でちぎるサラダなどのヒントも付け加えました。 担任の先生からは、45分間の内容がとても濃く、給食でのお残しが減ることが期待できそう、 また是非来年も来て欲しいという嬉しいご意見をいただきました。 小原 薫 |
12月6日(火) さいたま市立小学校
2011 / 12 / 06 ( Tue ) 2校時9:40~10:25
6年2組 生徒数30名 派遣講師 榎本房枝 金福良 小松晴世 ![]() ![]() 今年度の新しいカリキュラムでの授業でした。 VFT一人と担任の先生を巻き込んでの授業は、生徒が発言する機会が多くて、 その声をいかに拾って広げて話ができるかという所がポイントになってきました。 最初の<ビンゴ>では、なんと「くわい」が早々出てきたのには、びっくり。 実は、学校給食で出ているので、生徒はとてもよく知っていました。 一番難しいことが、<郷土料理>です。 私の担当したクラスからは「ゼリーフライ」「つみっこ(とっちゃなげ・すいとん)」 「おっきりこみ」「うどん」「すったて」「炭酸まんじゅう」「くわいごはん」など続々と・・・。 その中から、野菜たっぷりの「すいとん」をベースにしながら埼玉県は、 小麦文化があるので小麦料理を食べていた話をしていきました。 さらに、<地元野菜>では「花芯山東菜」の話を写真を交えてすると、 とても興味があるらしく食べてみたいと乗り出して聞いてくれていました。 とにかく、とても元気のいいクラスでどんどん発言してくれるので、 それらのことをすべてまとめて説明するのに、大変でした。 郷土料理は、調べるだけで実際には食べたことがないものが多くて説明に困る部分もありましたが、 幸いこの学校ではさまざまな郷土料理が、学校給食で出るとのことでたいていのものは、 「給食で食べたことあります」と答えてくれたのでその点では、授業はやりやすかったです。 最後には、「埼玉の野菜ってすごいね~」と感心してくれた生徒が多く嬉しかったです。 このクラスの目標は、「旬を知る」でした。 ぜひ、地元の野菜をたっぷり食べてほしいと思いました。 榎本房枝 3校時 10:45~11:30 6年1組 生徒数 31名 ![]() 「みんな料理への関心が強く、自分で作るんです」と、 担任の先生と打ち合わせ中も「あっ、レッドキャベツみたいな頭だ」と、 生徒が私に近づいてきました。 教室の壁には、郷土料理の宿題が全員分貼られ「すいとん」を調べた生徒は 「家ではお父さんが作る」と、教えてくれました。 「ゼリーフライ」を発表した生徒は、小判形の銭の形をしたフライなので、 銭がなまって「ゼリーフライと言います」と、分かりやすい説明をしてくれました。 2校時を担当した地元の榎本VFTの「花芯山東菜」という珍しい伝統野菜の飛び入り紹介で、 授業も盛り上りました。 最後に長島先生が「野菜博士五ケ条のひとつしか習得してないけど、頑張る」 と宣言されて、生徒への大きな励みになったようです。 終了後に男子生徒3人が「質問があるんですけど」と、 丁寧に来るくらい真面目で熱心な生徒たちでした。 先生との二人三脚も「テンポよく、うまくいきましたねぇ」と笑顔の先生の言葉に、ホッ! 小松晴世 4校時11:35~12:20 6年3組 生徒数31名中30名 1名欠席 ![]() ![]() 6年3組の授業が元気に始まり、 地元野菜ビンゴゲーム、さいたま市の特産野菜が(くわい)ということで、 給食にくわいご飯やくわいを使ったメニューが出されるので、 ほとんどの児童がビンゴゲームのマスに(くわい)を書いていました。 また、大変珍しい花芯山東菜もさいたま市の伝統野菜ということで、 写真を見せたり、特徴を話す様子に興味津々で授業が進んでいきました。 食べる人と作る人の良い点、産地表示のPOPなども、積極的に意見があがり、 郷土料理を調べるという事前の宿題も効果を発揮し、 すいとんなど小麦文化が発達して説明に生徒や先生の関心も高いクラス一丸となった授業になりました。 食事バランスガイドの部分で生のキャベツとゆでたキャベツの70gを用意したものや、 みかんを用意して1日に必要な果物の量を知ることで、体験型の授業となりました。 また、成長期に必要なカルシウムについての重要性や一日に必要な量を知ることで、 バランスよく食事をする大切さ、『ベジフルセブン』は覚えやすいとの意見が出ました。 6年3組のクラス目標は『知識を学ぶ』に決定し、 地元の野菜をより深く勉強し野菜博士になると意見がまとまりました。 校長先生は野菜博士カードに興味を示され、 栄養教諭の先生からはテンポ良く時間内にポイントを掴んだ授業だったとのお言葉を頂きました。 とても、野菜や果物、地元の野菜や郷土料理などに意識の高い小学校(クラス)で、 担任の先生一緒に児童が楽しんだ授業となり、元気な野菜博士が誕生してくれることを楽しみにしております。 金福良 |
12月5日(月) 品川区小学校
2011 / 12 / 05 ( Mon ) 3校時 10:50~11:35
6年2組 生徒数21名 派遣講師 影山のぞみ ![]() 東京の野菜として、小松菜が昔からとれることを知っている生徒達がいて、 小松菜の名前の由来も教えてくれました。 地元の野菜は、新鮮で味もよく、栄養もいっぱいなので、 「体の調子がよくなる」という意見があがりました。 そして、地元の直売所で野菜を販売すると、 運搬の際の二酸化炭素やパッケージ、袋、ダンボールなどを使わずに済むので、 「環境によい」という意見もありました。 食事バランスガイドの説明をし、野菜と果物の量の目安を伝えると、 先生から、「来週、お弁当の調理実習をするので、 献立を決める時に参考にしましょうね」というお話がありました。 授業の後の献立決めの際には、早速、キャベツとキュウリの塩もみを加えたり、 ミカンやリンゴをメニューに加えている班が多く見られました。 影山のぞみ 5校時 13:30~14:15 6年1組 生徒数20名 ![]() 東京でも色んな野菜を作っていることに驚く生徒達や、 自家菜園で作ったことがあるよという生徒もいました。 地元の野菜のメリットとして、「知っている人が作ってくれているから安心」 「新鮮だから味もいいし、栄養もある」「安い運搬費用や包装費用で済むし、 ガソリンをあまり使わないからエコ」という意見がありました。 「旬のものが食べられる」という意見もあがり、 旬のものは「いっぱいとれるし、安くて美味しい」という声がありました。 1日に必要な野菜の量と1つ分の目安を伝えると、「こんなに必要なの?」と驚く生徒もいて、 普段、必要な量をとっていないことに気付いた様子でした。 6時間目に来週の調理実習の献立決めをする際、 先生からは「今日、ベジフルティーチャーさんからお話があったように、 食事のバランスを考えて献立や量を決めましょうね」というお話がありました。 生徒達も野菜を多く使った献立を考えていました。 影山のぞみ |
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