2月2日(木) 大田区小学校
2012 / 02 / 02 ( Thu ) 2校時9:35~10:20
1年生 生徒数46名(2クラス合計) 派遣講師 木村滋子、山田慶子、出口恭美子 ![]() ![]() ![]() 低学年は初めてでしたが、最初の挨拶からとても姿勢よく元気な声が返ってきました。 学校周辺に畑がない環境なので、ビンゴゲームでは地元の野菜から範囲を広げて好きな野菜、 給食で出る野菜、お店に並んでいる野菜など思いつくものを書いてもらいました。 なかなか進まない子どもには、「カレーにはどんな野菜が入っているかな?」など 具体的にヒントを出していきます。 ねぎ、ブロッコリー、ほうれんそう、トマト…おなじみの野菜がどんどん発表されます。 皆、東京で作られている野菜ばかりですが、東京都産の野菜はなかなかお店では見られません。 直売所で揃えた東京都産の野菜をいくつか持っていき、東京でも農家さんが一生懸命野菜を 作っていること、それを運ぶ人や売る人、料理を作ってくれる人など、 畑から皆の口に入るまでに様々な人々が関わっていることを伝えました。 直売所(葛飾区)の農家の方からは、大田区は昔とても農業が盛んで自分も負けないように いい野菜を作ろうと頑張ってきたというお話を伺っていたので、子どもたちには 是非お家の人やおじいさんおばあさんに、昔どんな畑があったのか聞いてほしい、 家庭でも話題にしてほしいことを話しました。 また、野菜の産地の見方として、店ではどのように売られているのか、実際のプライスカードや 野菜が入っていた段ボールなどを示し、「今度買物に行く際はどこで作られた野菜かを注意して 見てみよう」と興味を促しました。 授業の後半では成長に必要な各栄養の話、1日にどれくらい食べたらよいのかを知ってもらい、 野菜博士になるためのお約束としてどんなことがあげられるかを聞いてみました。 好き嫌いなく、バランス良く、などとてもしっかりした答えが返ってきます。 クラス目標も決まり子どもたちの意欲も感じられました。 キラキラした瞳で活発に手を挙げ、発表してくれた子ども達、野菜に興味を持ってもっともっと その魅力を知ってほしいと願っています。 山田慶子 4校時11:35~12:20 5年生 派遣講師 出口恭美子 ![]() 今年のテーマは、「地元の野菜を知り、野菜博士になろう」 地元野菜では、大田区馬込の伝統野菜である馬込三寸人参と馬込半白胡瓜の写真を見せながら紹介しました。 半白胡瓜の色を見て驚きの声があがってました。 その他にも東京都で生産された野菜を色々用意し、表示や流通の話もしました。 実際に野菜を見ながら勉強したので、すごく印象深かったようです。 「これからは買い物をする時は産地を見る」と発言してくれました。 地元野菜に続いて郷土料理について発表してもらうと 「タコライス」や「アンコウ鍋」「冷や汁」など意見が出ました。 郷土料理には、各地の美味しい食材と地元の野菜が使われている事を学びました。 後半のテーマの野菜博士では、「野菜博士になるためには、バランスよく食べる事が大切」 など活発に意見をだしてくれました。 今回は、担任の先生とも協力して楽しい授業ができました。 ありがとうございました。 出口恭美子 スポンサーサイト
|
2月2日(木) 愛媛県今治市小学校
2012 / 02 / 02 ( Thu ) 3校時10:20~11:05
5年4組 生徒数31名 派遣講師 窪田ゆかり、松岡恭子、西村やよい、若林牧子 ![]() 常盤小学校5年4組の児童の元気よいあいさつで授業が始まりました。 ビンゴゲームの野菜の名前記入では個人差が大きく発表までに時間がかかりましたが 全部の児童がビンゴ達成できて盛上りました。 地元の野菜が買えるところ、表示の見方では積極的な発言がありました。 地元の野菜のメリットは生産者側については 周りに作っている人がいない環境の児童が多いらしく発言がなかなか出ませんでした。 郷土料理は家庭で調べており、次々発表されました。イギス豆腐は材料に興味を示しました。 食事バランスガイドでは一つの数え方の目安は現物を示し、手にすることで理解が深まったようです。 ベジフルセブンや野菜博士心得五カ条は大きな声で唱和し、 野菜博士になる為のクラスの目標は『給食や家庭で好き嫌いなく残さず食べよう』としました。 担任の先生からは「家庭を巻き込んだ取り組みに発展できるところがすばらしい、、、。」 校長先生からは「また来年もお願いします。」とのお言葉にホッとしました。 松岡恭子 4校時10:20~11:25 5年1組 生徒数30名 ![]() リーダーの窪田講師の地元の小学校ということで、 今年も食育授業を取り入れていいただきうれしく思います。 今回よりプログラムの変更もあり、初めてひとりで担当する授業の上、 事務局の近藤さんの視察もあるというで緊張もありましたが、 元気な生徒さんが盛上げてくれたお陰で、 いざ教壇に立ってみると同時に、ワクワクした気持ちになりました。 ビンゴゲームで出た地元の野菜の中には、昨年の授業では出てこなかったまこもたけが出て、 これには私も少し驚きましたが、こういう答えはやっぱりうれしい! 伝統野菜は鳥生(とりゅう)れんこんを持参しました。 知らない生徒さんが多かったのですが、後から聞いた窪田リーダーのお話では、転勤世帯が多いとのこと。 すぐ近くで採れる約80年もの歴史がある伝統野菜ですが、お家や回りから伝えていく人がいないということを実感しました。きょうの授業で覚えていてくれるかなぁ? 産地名の表示では、実際にPOP、シールを貼ったCPPや 帯テープなども見せてチェックするところを伝え、 郷土料理では、生徒さんが熱心に調べて来てくれ、一番先にいぎす豆腐が上がりました。 材料のいぎす(海藻)を他のクラス担当の松岡さんが、 そして生大豆の粉を窪田リーダーが用意してくださいました。 食事バランスガイドの数の数え方もしっかり聴いてくれ、 ゆでたキャベツと生のキャベツのちがいも理解してもらえました。 まとめでは、野菜博士認定証をもらえるように頑張れる人を聞いたら、大きい声で「はーい!」の返事。 とても頼もしく感じました。 【クラス担当の先生より】 鳥生れんこんやゆでたキャベツと生のキャベツなど、 実際に見せていただいて子どもたちも興味を持って学習することができたのではないかと思います。 また、テキストがカラーでわかりやすく、これからも活用していきたいと思います。ありがとうございました。 西村やよい 3校時 10:20 ~ 11:05 5年2組 生徒数32名(うち2名欠席) ![]() 自己紹介の後、「みなさん、お野菜好きですか?」の一言を投げかけたところ、 8割くらいの児童の手が挙がり嬉しく思いました。 その後のビンゴゲームでは、予想どおりの盛り上がりをみせ、ビンゴをいくつも獲得する児童も。 みんなが挙げてくれた野菜の中には、地元ならではの野菜“鳥生れんこん”は出なかったが、 レンコンの歴史や特徴などを問いかけながら説明すると、興味深げに聞いてくれました。 愛媛県および今治市では郷土料理が多く、発表する時間が若干長くかかってしまいましたが、 児童には印象に残ったようです。 時間的に食事バランスガイドの説明が少し駆け足になりましたが、 野菜博士になるために、皆で考えたクラス目標“地元の野菜を好き嫌いなくバランスよく食べる”を掲げ、 頑張りたいと児童の声がありました。 先生より、「地元の野菜を食べることの良さを再認識し、 家族に伝えようと考えている児童、郷土料理がたくさんあることに驚いた児童が多かった」との ご感想をいただきました。小学校HPに様子を掲載している旨ご報告くださいました。 http://imabari-tokiwa-e.esnet.ed.jp/cms/modules/wordpress0/ 若林牧子 ![]() |
| ホーム |
|