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10月30日(金)佐賀市小学校
2009 / 10 / 30 ( Fri )
1校時 9:25~10:10
6年3組 生徒数26名
派遣講師 植村かよ・竹内典子・中嶋由美・北村千景

佐賀中嶋由美



今回、窓口の先生よりお電話で
「インフルエンザ大流行で欠席多数ですが、“どがんこと>”があっても強行するのでよろしく!」
との心強いお言葉を頂き、期待と不安が入り混じりつついざ佐賀県へ・・・。

学校に着くと、正面玄関向かって右手の一画には、ピーマンやナス、ミニトマトなどが
栽培されており(重そうな実をつけたカリンの樹も!)、色とりどりの艶やかな野菜たちが
日差しをたっぷりと浴びて育っていました。

早速、授業スタート!すると、積極性のある男子生徒が多く、自分の意見を発言し、
終始授業に前向きに参加している姿勢が印象的でした。(全部答えていたら大変だ!)

ビンゴゲームでは、佐賀県富士町で栽培されているアイスプラント“プッチーナ”
の名前を書いている生徒がいました。
さらに、予想に反して“たらの芽”や“にんにくの芽”などレアな野菜の名前もあがり、
「よく知ってるねー。」と担任の先生と一緒に感心するほど。と同時にとても笑えて面白く進みました。

副菜ハンターでは、野菜の量を“グー&パー”で教えると、先生から「分かりやすいですね。」とのお言葉や、
子どもたちからは「汁物系は具(野菜)の量が大事なんやね!」との言葉があがりとても嬉しい思いをしました。
また、A君の食事例では「こんなに食べちゃあいけんやん。寝る前にプリンはよくないよ。」と指摘も。

最後の野菜博士では「今日風邪でお休みしているお友達にもみんなからちゃんと伝えてね。」
と授業を締めくくりました。

帰り際に女子生徒から「ねぇ、今度はいつ来るの?」と声をかけられ嬉しい気分!
佐賀県での出前授業は初めてでしたので、今回を機に、広まっていけばいいなと思います。

中嶋由美

2校時10:30~11:15
6年1組 生徒数24名

佐賀植村かよ


佐賀駅から小学校までのバス通りからは畑や田が見える大和町は農産物の種類も生産量もとても多い地域です。
インフルエンザで非常事態と伺って心配したものの欠席は数名でした。

ウオーミングアップのビンゴが始まると、さすがに農業が盛んな土地柄!
地元の野菜「アスパラ」「レンコン」など普通に出てきてあっという間に全員ビンゴ完成です。
積極的には発言する子、尋ねると困り顔になってしまう子、個性はさまざまです。
前日まで修学旅行で帰ってきたばかりの今日であったのに子どもたちも疲れを微塵も見せずに
私たちの授業に集中してくれました。

授業を終えしばらくして別の階で、話しかけると恥ずかしそうに下を向いてしまった子と廊下で会いました。
「さっきはありがとうございました。」ときちんと目をみて言ってくれた瞬間、心からホットしました。
“副菜3つ”ほど野菜たっぷりの美味しい給食もいただきました。先生「ごちそうさまでした!」

竹内典子

インフルエンザで欠席者が多い中の授業でした。
半数以上がマスク着用者で、元気のない生徒もいました。
最初のビンゴゲームは、早くビンゴになる生徒が多かったです。
みんな、地元の野菜についてとても詳しく、「あとこれがあったらビンゴになるんだけど」
という生徒はいませんでした。

どこで作られているかや、どこで売られているかも知っていて、玉ねぎは白石町とかアスパラガスは鳥栖とか、
売ってるのはジャスコ、マックスバリュー、道の駅などどんどん出てきました。

社会科見学などで、そういうことに取り組んでいらっしゃるのか先生にお聞きしましたが、
特に何もやっておられないとのこと。

回りの環境から自然に学んでいるような印象を受けました。
佐賀の人が努力して、アスパラガスの収穫量が上がるようにした話や産地リレーの話などは、
とても興味深そうに聞いてくれました。

また、苦手な野菜がある生徒も多く、旬の野菜は美味しいから、
そういう時に食べたら美味しく食べられるかもしれないし、
自分でお料理して好きな味付けにしたら食べられるかも、チャレンジしてみて!
というと、うなずいてくれました。

発言も多く、元気な生徒がいる反面、インフルエンザで体調が悪そうな生徒もおり、
全体的には大人しめなクラスでした。

植村かよ



3校時11:25~12:10
5年2組 生徒数35名

佐賀中嶋由美2


初めての出前授業ということで、子供たちもかなり興味津々な様子!

ビンゴゲームでは、野菜の名前以外にイラストで表現する生徒が目立ちました。
でも限られた時間なので後で慌てる光景も。

加えて、さすがは佐賀!“大豆”を書いている生徒も目につきました。
中には「スイカはいいの?」と数人から聞かれたのですが、
どうも直売所で販売されているらしく、それが頭に浮かんだようです。
ここでも分かるように、地元の野菜については、学校の近くにも直売所やスーパーの産直コーナーがあり、
行ったことのある生徒がいるか尋ねるとたくさんの手が挙がりました。

また、野菜博士になろうでは、日頃から自分で料理が出来る男子が何人かいて、すごいな
と感じました。

記録シートの説明をしていると
「先生、あのね、僕は嫌いな野菜が無いんだけど、どうしよう・・・。」と、なんとも微笑ましい男子もいれば、
片や「だって、俺、野菜全般食べられないし。」という男子も。
あっという間の45分間なので、なんとか次回の授業へ繋げられ、
少しでも野菜に興味を持ってもらえるようになったらなと願います!

最後に学校側のご厚意で給食を頂きました!
メニューは“白ご飯・野菜たっぷりモズクスープ・胡瓜の和えもの・ひじきや野菜の揚げ物・牛乳”で、腹一杯!
副菜盛りだくさんの給食でしたので、授業を終えたばかりの子供たちにはとても分かりやすく、
良い復習になったのでは?と思います。

中嶋由美

 とても元気が良く明るく、積極性がありまとまりのあるクラスでした。
野菜のビンゴゲームでは野菜の名前だけでなく、イラストを描く生徒が多かったのがとても印象的でした。
しかも上手!地元の野菜についてもみんなさん詳しく、
私達VFTもビックリするくらいに知っているのでスムーズに進めることができました。
又、地元野菜のメリットなども自発的に発表してくれる生徒も複数人いました。

食事バランスガイドは説明を聞きながら「昨日は野菜を食べたことにならない」と
周りのお友達と話している声があったり、Aくんの食事例を見て「A君、食べ過ぎ!」
とか「A君みたいに食べたら太る」などという声も多かったです。

野菜博士の話を聞いた生徒達は野菜博士にみんな興味深々で意欲が高まっていました。
「絶対になる!」と…。意欲のある生徒達とのコミュニケーションも楽しいものでした。

このクラスの担任の先生は「人としての躾」も大事に生徒達に教えているようで、
「感謝の気持ちは態度で示す」ということで授業が始まる時と終わる時の閉めの部分は
伸び伸びと勉強をしている中にもけじめがあり、とても関心しました。

北村 千景
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