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10月30日(金) 大田区小学校
2009 / 10 / 30 ( Fri )
2校時 9:40~10:25
6年2組 生徒数 23名   
派遣講師 寺島祐貴子・小堀継一・矢口香織 ・出口恭美子・佐々木享子・前田眞子
      川上まゆみ・鈴木哲也・小松晴世

中萩中小堀継一


本日はVFT9名という大所帯での食育出前授業
3名1組で3チーム編成 6年生、5年生、4年生の各3クラスずつ担当。

まず校長先生にご挨拶を済ませ、担当の先生に控え室にご案内していただきました。
その控え室はなんと家庭科室だったのですが、記憶にないくらい久しぶりに入った家庭科室は
とても新鮮な気持ちになりとてもリラックスできました。

本日1回目の出前授業は6年生のクラスからです。
VFT3名の自己紹介 → そしてビンゴゲーム
どれが野菜なのかわからない生徒もちらほら...
多くの野菜の名前は出てきませんでしたが全員ビンゴになれました。

地元の野菜を知ろう では 東京でたくさん作られている野菜として
【東京うど】&【小松菜】を写真付きで紹介
大田区の伝統野菜として【馬込三寸人参】&【馬込半白胡瓜】も写真付きで紹介
地元の野菜4種類の話を聞いた事がない生徒が多く真剣に説明を聞いていただけました。

そして野菜の旬の説明として 季節の移り変わりによる温度変化、
それぞれの野菜には育つ為に好きな温度があることを盛り込みながら1年を通して
野菜が食べられる事を説明しました。

さすがは6年生 食事バランスガイドを見た事がある生徒が多く、
副菜ハンターでは朝食のおにぎりを副菜と答えてくれた生徒がいました。
理由は海苔は海草だから副菜と 海苔の量は少ないけどすでにおにぎりは副菜ではないと、
決め込んでいる私の考えを改めて見直そうと感じさせてくれた生徒の意見。
これからのVFT活動にはもっと生徒目線にならなきゃといけないと感じさせていただけました。

大人しいクラスでしたが振り返りシートを見てみると【勉強になった】【実践してみたい】
という意見が多く 大人しい=楽しくない ではない事を教えてもらえた出前授業でした。

小堀 継一

6年3組 生徒数28名

中萩中寺島祐貴子


私にとって、本年度2校目となる太田区の中萩中小学校は糀谷駅から歩いて15分くらい
閑静な住宅街の中にありました。

4年生から6年生まで各学年3クラスずつだったため、
ティーチャ―総勢9名という大世帯でお邪魔させていただきました。

岡山、神戸、群馬、栃木といった遠方から駆けつけてくださったティーチャ―の方々、ありがとうございました。

事務局の方からあらかじめ三つのグループに分け、それぞれ担当いたしました。
私は、ベテランの川上まゆみさん、ティーチャ―初デビューの矢口香織さんと一緒でした。

最初のクラスは川上さんと私が担当いたしました。
神戸から来てくださった川上さんより、
東京在住の私の方が地元の野菜に詳しいとのことで、前半を私が受け持ちました。

栃木からの小堀さんが作ってきてくださった練馬大根や亀戸大根や小松菜の大型写真のおかげで子供たちにわかりやすく説明できたと思います。小堀さん有難う。

6年生になると人前で意見を言うのが少々恥ずかしいのか地元野菜ビンゴゲームは盛り上がったのに、
「どうして地元の野菜を食べるといいの?」という質問にシーン。
でも一人の子が「エコ」と言ってくれました。
それを皮切りに「新鮮」とか「おいしい」とかいう意見が出てきました。

積極的に手をあげて意見をいうことは少なかったですが旬の話、直売所の話をすると素直にうなづいてくれました。
最後に先生の方から「野菜博士になるため、クラス全体として取り組んでいきましょう。」と
こころ強い子供たちへの呼びかけがありました。

寺島祐貴子
   
3校時 10:45~11:30
5年1組 生徒数26名

この学校の5年生は先生から聞いていた通り元気な生徒でした。

授業に関しては前半部分の「地元野菜を知ろう」を担当しましたので、
先ずは和らいだ雰囲気を出すために明るめのトーンでややゆっくりとにこやかに
「野菜は好きですか!!!」と声を掛けましたら元気な声で
「好きでーす!!!」「嫌いでーす」との色々な声が聞こえて来たので
「元気な身体を作るためには野菜を食べなければならないんだよ!」と言って
明るい雰囲気のままビンゴゲームに入り良い時間・内容で進めれたと思います。

地元の野菜では隣の市の川崎市のみで育てられていた「のらぼうな」の話をしましたら興味を持ったみたいで
質問もあり食べてみたいとの思いに繋がった感じでした。

先生は厳しそうな方でしたが授業にも関連した話に対しての「朝食は金」の話の質問もありました。
授業が終了しても生徒から質問があり野菜に対しての興味をもらえた内容だと思います。

鈴木哲也


3人体制で授業がはじまりました。
野菜の名前が9つ書けない生徒がいて、「大田市場があるのに~」と言うと、
「行ったことない!」というもったいない回答。

でも、ヒントをあげると「そうか!」と言って一生懸命書き始めます。

ビンゴゲームの時は大盛りあがり。
「リーチ!」「ダブルリーチ!」「ビンゴ!!」と元気いっぱいの声が響きます。

地元の野菜の話の時は、珍しい江戸野菜の馬込人参等の写真を見て、「かわいい~」という声がちらほら。
「大田区には直売所がない~」「じゃあどこが一番近いかな?」等を地図を見ながら生徒たちで話していました。

食事バランスガイドの説明もよく理解してくれたようで、副菜ハンターもきちんと回答することができました。
野菜博士には、自信がないけど、がんばってみようと全員の生徒たちが手をあげてくれました。
がんばって全員、野菜博士になってほしいと思います。

佐々木享子

5年2組 生徒数  名

中萩中出口恭美子

   
授業が始まる前、廊下ですれ違った生徒たちが「こんにちは!」と元気よく挨拶をしてくれました。
どうやらとっても元気の良いクラスのよう。

授業が始まり、ビンゴゲームがスタートすると最初の予想通り、みんな元気いっぱい!
野菜の名前が次々に出てきました。

ビンゴゲームが終わり、大田区の伝統野菜である馬込三寸人参や馬込半白胡瓜の話をすると、
さっきまでとは一変、とても静かに真剣に聞いていました。
また、「東京のウドは白いのが多いけど、山ウドは先が緑なんだよ」と写真を見せて説明すると、
「どうして?」と質問してくれました。

「東京のウドは、地下で育てていて、日光が当たらないからだよ」と言うとみんなすごく興味を示してくれました。
食事バランスガイドの説明を終え、ある小学生の1日の食事から副菜を選ぶ副菜ハンターでも、みんな積極的に発表してくれました。

先生も全クラス見学してくださり、「とても勉強になりました」とありがたいお言葉をいただきました。

出口恭美子


5年3組 生徒数  名

中萩中川上まゆみ


いまどき珍しいくらいの長い商店街を通っての訪問です。
ティチャー9名、いろいろな地域からの参加です。

2時限目の6年生は少しおとなしかったので、5年生はどうかと思っていたら、
心配無用、とっても明るくて楽しいクラスでした。

ビンゴゲームの野菜を絵入りで書く子、なかなか書けない子、9個のます目に考えながら書いていく子・・・・・
個性たっぷりです。

地元の野菜は、伝統野菜の写真を用意してくださった方のものをお借りして、
見せながらお話と同時進行が出来ました。眼で見ることでよりわかりやすかったのではないかと思います。

後半は、ティチャーデビューの授業です。
見せる工夫をされていました。

4時限目との間が5分しかないので時間通りに終えることにハラハラドキドキでした。
今回、地元の野菜に不慣れな私も皆様のおかげで無事終えることが出来、感謝の気持ちでいっぱいです。

川上 まゆみ
   

4校時 11:35~12:20
4年3組 生徒数32名

中萩中矢口香織


教室へ入ると、食事バランスのポスターが貼られ、
両端の席の児童は黒板が見やすいようにと移動し、私たちを迎える準備万端の4年3組。
  
元気よくビンゴゲームで始まりました。野菜の名前を制限時間2分で記入としましたが、
9種の野菜を時間内で書きあげるのは、やや難しかったようです。
それでも16種の野菜があがり、教室内は「ビンゴ!」の声が響きました。
  
地元の野菜は、練馬大根・大田区の馬込半白きゅうりを紹介。
特にきゅうりの姿(写真)を見せた時の驚いたような表情は、とてもかわいかったです。

「伝統野菜という言葉自体が初めてで勉強になったね。」と担任の先生が最後にお話していました。  

「野菜を購入する際、どこを見ている?」の問いには「新鮮かどうか!」という答えが
すぐにかえってきて、すごい!と感激。「賞味期限」という意見もありました・・・。

旬については、ほぼ全員が知っていたものの、説明できる子は?に挙手したのは1名でしたが、
「その時期のいちばんおいしいもの」と回答してくれました。
  
副菜ハンターでは、代表の1名に協力してもらい副菜選びを実施。

最後に野菜博士になるための5か条を復唱し、担任の先生が「明日から野菜博士になるた
め、用紙の記入を行いましょう。」と呼びかけてくれ終了しました。

「苦手な野菜」「料理をする」ことを不安に考えている児童もおりましたが、
ほとんどの児童が「頑張ろう」と挙手。

みんなの頑張りに期待したいと思います。

今回がVFTとして初めて出前授業を行う私の不安を吹き飛ばしてくれた児童の反応に感謝し、
私自身が野菜博士として今後も多くの人たちへ野菜のパワーを伝えていきたいとい う気持ちにさせてもらった一日。
今日の授業で、新たに32名の児童が野菜博士として認定されることを願っています!

矢口香織
   

中萩中小松晴世


 4,5,6年の授業を続けてやると、いつも気になるのが生徒の反応が極端に弱くなる6年生です。
それをいかに盛り上げるかが、毎回私には大きな課題になっています。

今回は特に6年生には、4、5年生とは明らかに異なるくらい、生徒の発言に多くの時間を割いてみました。

まず担任の先生にもご協力をいただいて、全員に名札を付けてもらい生徒を名前で呼んで、
ほぼ全員の生徒に、質問や意見を聞くようにしました。

ひとりひとりは、きちんと応えて授業もしっかり聞いてくれたのに、最後の野菜博士になりたい人では、
前列の二人が手を上げようとして、後ろを振り返り誰も上げていないのを確認すると、
すぐに手を下してしまいました。

う~ん、ガクリ!

がしかし、5年のクラスで「頭の良くなる食べモノを教えてください」という、
おもしろい質問が担任の先生からあり、「朝の果物は金」の話をすると、
続けて先生が生徒に「昼・夜は」と質問すると「銀・銅」と、生徒から元気な声が返ってきました。
どうやら担任の先生とは息が合ったようです、ホッ!

小松 晴世
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