12月18日(金)前橋市小学校
2009 / 12 / 18 ( Fri ) 3校時 10:55~11:40
6年 生徒数12名 派遣講師 矢口香織 佐々木順平 「群馬県にはまだ、野菜博士の認定証を持っている小学生はいません。みんなが第1号になってね。」 と言った途端、子ども達の目が真剣に! 群馬県初となる食育出前授業の日は、群馬名物空っ風が吹き荒れる天候の中、行われました。 「外部から先生が来るとしか子ども達には伝えていないので、どんな反応を示すのか楽しみ。 野菜嫌いの子が多く、今回の授業が野菜嫌い克服のきっかけになってくれれば。」と担当の先生。 その期待に応えたい!と気合をいれ、いざ教室へ入ると、やや緊張気味の6年生、 12名でしたが、すぐにビンゴゲームで仲良くなることができました。 地元農家さんよりいただいた11種の野菜を使ってのビンゴゲームでは、 野菜がすべてなくなる前に全員がビンゴとなり終了。 9種の野菜の名前もスラスラと書き上げ、かわいいイラストを書いてくれた女の子もいました。 地元野菜では、下仁田ネギ、キュウリ等を取りあげました。 また、持参したこんにゃく芋の姿を知っている児童が数名おり「コレはなんだろう!?」 という授業を展開しようとしていたティーチャーの予定を、見事に裏切ってくれました。 (知ってるの~と嬉しい悲鳴!) 副菜ハンターでは、特に「かやくご飯・せんぎりキャベツ」の数え方が難しかったようです。 これについては、ティーチャーとして私自身の今後の課題となりました。 学校近くに直売所があったり、キュウリ農家の子がいたりと、野菜とふれあう機会は多い土地でしたが、 実際に食べている量は少ない様子。 まずは、野菜博士を目指し、先生の号令のもと翌朝より実行するそうです。 クラス全員が野菜博士になれるといいね。そして、振り返りシートに 「肉ばかり食べている弟に野菜の大切さを教えたい」と書いてくれた児童がいましたが、 12名それぞれが野菜のおいしさ、必要性を伝えられる子ども、大人になってくれることを願っています。 矢口香織 4校時11:45~12:30 5年1組 生徒数10名 当日は、初めての食育授業ということもあり、パートナーの矢口さんがビンゴ、副菜ハンターを担当していただき、 私が、地元の野菜、旬についての説明をしました。 事前にDVDで観るのとは違い、やはりイレギュラーな質問や、無反応など思いがけないこともありました。 群馬ということもあってか、生徒さんは野菜に対しての知識は備わっていたと感じました。 授業に対しても積極的でした。 ビンゴの時は、車移動ということもあり、実際野菜を持っていったのですが、 群馬で多く作られている旬のネギや、大根がないことに指摘をされたりもしました。 小学校は、食育活動として、給食を作っている栄養士さんと一緒に昼食を食べたり、 学校の前で実際に野菜を作っているそうです。 実際に授業を初めてさせていただき、子供と接することの難しさを改めて感じさせられた気がしました。 今回は、少人数のクラスでしたので、収拾がついた感じがしましたが、 人数が多くなれば、授業の進め方もその場の状況で変えていかなければ、時間が足りなくなってしまいます。 臨機応変に対応ができるような余裕を持ち、授業に臨めるように勉強をしていきたいと思います。 45分という時間は、長いと思っていましたが、話をしているとあっという間に時間がきてしまい、 限られた時間で野菜の大切さを分かってもらうにはどうしたらよいのか、 自分なりに勉強していかなければならないと感じました。 授業が終わってから感じたのは、覚えた感覚を忘れないうちに、次回の授業をしたいと思いました。 やはり経験を重ねることが、よい授業をできるようになる近道です。 矢口さんに担当していただいた、後半の副菜ハンター、野菜博士の説明は素晴らしい進め方でペース配分もピッタリでした。 生徒達のも、先生方のも分かりやすくと感じたのではないでしょうか。 自分の授業を客観的に見たときに、DVDで授業をされている講師の方々の足元にも及びません。 私自身が、生徒の立場になってベテラン講師の方に授業をしていただきたい、授業を見てみたいです。 そうすることで、今後の成長にも繋がりますし、アレンジもしやすくなると思います。 今後の授業では、今回の授業での経験を活かし、より良い授業にしていきたいと考えます。 佐々木順平 スポンサーサイト
|
|
| ホーム |
|