1月22日(金)名古屋市立高木小学校
2010 / 01 / 22 ( Fri ) 3校時10:50~11:35
5年3組 生徒数30名 派遣講師 服部佳世子 出口恭美子 石井郁子 ![]() 食育出前授業のデビューです。 高木小学校は名古屋の中心部よりは遠く名古屋人の私でもなかなか行きにくい場所でした。 事前に学校を見てきましたので迷うことなく到着することができました。 教室はとても寒かったです。 後で校長先生にお聞きしたところインフルエンザ予防のため窓が少し開けてあるとのこと、 先生も生徒も完璧に暖かい服装をしていたのはそのせいと納得でした。 父兄参観の日でもあったのですがご父兄にもテキストのコピーが渡され、 子供と一緒にビンゴゲームを楽しむ親子もチラホラ見うけられました。微笑ましく感じました。 お二方のティーチャーさんは大阪、東京でしたので地元の野菜のところは3回とも私が担当させていただきました。 たまたま愛知県の伝統野菜のニンジン三種(八事五寸ニンジン、木之山五寸ニンジン、碧南鮮紅五寸ニンジン)が 手元にありましたので持参して生徒さんに見てもらいました。 先生がご父兄も一緒になって参加してくださいの一言で熱心に聞いていただけた事がよかったです。 餅菜(正月菜)も愛知の伝統野菜でみんなお正月のお雑煮に入っていたよね、の質問に ホウレンソウと答えた生徒もいましたが、名古屋のお雑煮には必ず入っている事を伝えると、 ご父兄の方々がうなずいていらしたのが印象的でした。 私の担当した三組の生徒は放課の時とても騒いでいてヤンチャなクラスで困ったなぁと思っていましたが、 いざ授業になったら静かにしてくれビンゴゲームも「ビンゴ」「ビンゴ」とドンドン手をあげてくれました。 ところが副菜ハンターで何人か前に来てもらったのですが本領が出たのか外野が野次を飛ばしコーラも副菜だ、 プリンも副菜だと目茶目茶な事を言い、ハンター達を困らせていましたがそれでもきちんと収めてくれ、 最後まで野菜博士になりたいと言って聞いてくれました。 後で振り返りカードを見せていただきましたが、「バランスよく食べないとコマは回らない」とか 「野菜余り食べていなかったけれどこれからは食べるようにしたい」「野菜は健康のために大切」など 授業の内容をよく理解してくれたとうれしかったです。 その調子でお友達やお家の人たちに伝えてくれる事を願っています。 時間が足りなかったのが残念でした。 服部 佳世子 4校時11:45~12:30 5年1組 生徒数 名 ![]() この日は、保護者参観の日で、たくさんの保護者の方がいらっしゃっていました。 先生方が保護者の方にもテキストのコピーを配布してくださり、 子どもたちと一緒にビンゴゲームをしたりと授業に参加していただきました。 子どもたちは少々緊張した様子ではありましたが、 保護者の方と一緒にビンゴゲームが出来て楽しかったようです。 地元の服部先生が実際に伝統野菜を持ってきてくださり、 見分け方のコツなどをお話すると、子どもたちも保護者の方たちの方も大変興味を示してくださりました。 帰り際に保護者の方から「とても勉強になりました」とお声をかけていただきました。 こうやって親子で学ぶ事はとても素晴らしい事だと思います。 保護者の方の分のテキストをご用意くださった高木小学校の先生方に感謝です。 出口恭美子 2校時 9:50~10:35 5年2組 生徒数 名 ![]() 授業参観でお家の方が大勢見えて「緊張した」という子もいて、発表などは少しおとなしかったように思えました。担任の先生もやはり、いつもはもっと活発だとおっしゃっていました。 普段通りの子供たちに会えずに残念でしたが、学校側がご父兄のテキストも事前にコピーしてご用意くださり、お家の方々と一緒に授業ができたのは、子供たちにとっても私たちティーチャーにとっても貴重な体験をさせて頂けたと思います。 また、大阪からの参加でしたので地元野菜や伝統野菜については、名古屋の服部先生に連絡して少しお話を伺ってから調べました。そして調べていくうちに興味深いことが わかりました。 「守口大根」といえば私は「なにわ」のものだと思っていましたが… 実は大阪の守口で守口漬けを作る際に全国の大根を集めたところ美濃の国からも大根が届けられ、以後「守口漬け」に漬ける大根のことを「守口大根」というようになったとか…これには感激して、名古屋と大阪は繋がっているよ!と子供たちにも伝えました。 名古屋でよく食べられるという「餅菜」は大阪では見たことがありませんでした。東京にもないとの事。 それから、名古屋でとれる人参三種を実際にお持ち頂いて見せることもできました。 違う土地に行かせて頂く事によって、伝統野菜を伝えていく上で、このように私たち自身もお勉強になることがあり、その感動を子供たちに伝えられるという素晴らしい経験をさせて頂きました。 野菜のビンゴゲームや副菜ハンターなどで子供たちに野菜について考える場を作っただけでなく、子供たちと一緒になって学べる場になったと思っています。 この感動は子供たちにも伝わったと思います。「野菜のたいせつさがわかった」や「もっと野菜を食べようと思う」など嬉しい一言が貰えました。 ご父兄方からもお勉強になったとお声をかけて頂き、嬉しい気持ちになったと共に、伝えていくたいせつさを痛感しました。 石井郁子 スポンサーサイト
|
|
| ホーム |
|