2月12日(金) 熊本益城町立小学校
2010 / 02 / 12 ( Fri ) 1校時 8:55~9:40
4年1組 生徒数30名 派遣講師 持田成子・植村かよ・原田二三世 ![]() 熊本市に隣接する益城町…田園地帯と住宅に囲まれた広大な敷地に立つ、 赤い屋根のモダンな校舎の小学校。 学年で「オクラ」や「ゴーヤ」の栽培に取り組んだり、 朝読書の時間には、保護者ボランティあの方が、食育について読み聞かせをなさっているという、 食育に関心が高い学校でした。 1組のみんなは、廊下をきょろきょろ覗きながら、元気よく待っていてくれました。 地元TVの取材も入り、やや緊張気味だった子どもたちも、 「ビンゴゲーム、よーいスタート」の掛け声とともに賑やかになり、 地元の野菜の名前をあげてね!には「はーい」「はーい」の嵐で、名前がどんどんあがりました。 ゲストスピーカーの大同青果さんからは「ひご野菜」の中のかぼちゃ 「春日ぼうぶら」の紹介や伝統野菜のお話をわかりやすくしていただき、 旬のことについてもよく知っていて感心しました。 そして後半。 食事バランスガイドの説明に始まり、副菜ハンターでも積極的に手が挙がり、 先生も一緒になって興味深々、楽しんで下さっていました。 「野菜博士」になろうのカードに目を輝かせた子どもたち、 すぐさま「野菜博士になろう」の宿題やTV放映について学級通信を作成されたせんせい。 きっと全員「野菜博士」誕生するでしょう。先生も! 印象的だったのは、授業中なかなか野菜の名前をかけ書けなかった子が、 4時間終了後「楽しかったーまた来てね!」と声賭けに来てくれて…授業が有意義であったことを実感しました。 持田 成子 ![]() リアクションの良い、元気な子どもたちでした。 地元の野菜についてもトマト、さつまいも(かんしょ)、キャベツ、きゅうりなど よく見かけられるものについては知識があるようでした。 地元野菜ということで、今回は大同成果の方が熊本市で指定している 「ひご野菜」についてクイズ形式で楽しく紹介してくださいました。 大きなピーナツのような「春日ぼうぶら」には児童はびっくり。 春日と言えば、お笑いのオードリー春日を想像するらしく、笑い声が聞こえたり、 ジャイアントピーナツだ!と勝手に名前をつけたり楽しそうでした。 また、クイズ用に持ってきたズッキーニでは、タレントのアッキーナの真似をしてみたりと 現代っ子らしい様子も見受けられました。 ティーチャーからは水前寺菜を簡単に紹介しました。 地元野菜販売所は、名称を言うと「ああ〜!」と声がもれ、よく知っているようでした。 副菜5つに関しては、キャベツの葉、刻んだもの、熱を通したものを使い、 解りやすく説明したこともあって、うんうんとうなずく様子が見られました。 野菜博士の証明カードは「うわ〜、欲しい」との声が聞かれました。 植村かよ 3校時 10:45~11:30 4年3組 生徒数32名 ![]() 野菜でビンゴゲームでは、「地元野菜ってなんだろう?」と考えると 野菜の名前がなかなか出てきませんでしたが、生徒達から出た野菜の名前を黒板に 書き出していくと、その中から「トマト」「なす」「キャベツ」など、地元野菜を発見し 発言してくれる生徒も多かったです。 ゲストスピーカーの熊本大同青果さんが紹介した伝統野菜である「ひご野菜」15品目の パネルを見せると、「ひともじ知ってる~!グルグルしたの」と、知っている野菜もあり、 嬉しそうに教えてくれるなど伝統野菜も身近に感じられた瞬間でした。 そして「春日ぼうぶら」の実際の大きさにも驚いたり、喜んだり。 学校の周辺には畑も多く、町体験で畑をみてまわったことはあるが、何がいつ頃作ったり、 いつできるのかは分からない、知らないそうです。 副菜ハンターになった生徒達の声もたくさん聞かれ、すこし難しそうな部分は、キャベツ70g を見本に、じっくり伝えていきました。 生徒達とのコミュニケーションも取れていて楽しく授業ができたと思います。 野菜博士のカードを見せると「凄い☆」と喜んでいて、挑戦したいという声も聞こえていたので ぜひ、おうちの方と一緒にチャレンジして野菜博士を目指して欲しいです。 原田二三世 4校時11:40~12:25 4年4組 生徒数31名 ![]() 生産者のご家庭は、クラスにひとりづつくらい。 出荷はしていないがおじいちゃんやおばあちゃんが作っているご家庭は何軒か・・・と、 事前にお聞きしていましたが、ビンゴゲームのときに、家で作ってる野菜・・の声が上がったり、 昨日何の野菜を食べたんだっけ・・・と一生懸命思い出しながら、書き始めていました。 土地柄、スイカやいちご、メロンと書く子どももいて、 「食事の中出で食べるお野菜を書いてね…」に対し、『だって野菜コーナーにおいてあるよ』と 詳しい疑問も飛び出し、旬の野菜についても良く知っているし、 直売所も学校付近だけでなく、離れた「道の駅」のことも知っていたりと、食に対する関心の高さを感じました。 ゲストスピーカーの大同青果さんからのひご野菜のお話では、 「春日ぼうぶら」に「それ何キロあるの?」「持ってみていい?」と人気で、 授業後は、ぼくも、私も…と、取り合いでした(笑)。 副菜ハンターでも意見や質問がたくさんでて、分かりやすいように実物で示した「キャベツ」は、 葉・切っただけのもの・火を軽く通したものを見比べながら、 おかずの添え物についている千切りの量を1つではないと実感してくれたようでした。 教務主任や食育担当の先生方も授業に入られており、「詳しく知ることができました…」と、 子どもたちと共に熱心に聞き入ってくださいました。 「野菜博士」のカードに目を輝かせた子どもたち、 このクラスもきっと全員野菜博士を目指してがんばってくれることと思います。 持田 成子 スポンサーサイト
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