12月6日(火) さいたま市立小学校
2011 / 12 / 06 ( Tue ) 2校時9:40~10:25
6年2組 生徒数30名 派遣講師 榎本房枝 金福良 小松晴世 ![]() ![]() 今年度の新しいカリキュラムでの授業でした。 VFT一人と担任の先生を巻き込んでの授業は、生徒が発言する機会が多くて、 その声をいかに拾って広げて話ができるかという所がポイントになってきました。 最初の<ビンゴ>では、なんと「くわい」が早々出てきたのには、びっくり。 実は、学校給食で出ているので、生徒はとてもよく知っていました。 一番難しいことが、<郷土料理>です。 私の担当したクラスからは「ゼリーフライ」「つみっこ(とっちゃなげ・すいとん)」 「おっきりこみ」「うどん」「すったて」「炭酸まんじゅう」「くわいごはん」など続々と・・・。 その中から、野菜たっぷりの「すいとん」をベースにしながら埼玉県は、 小麦文化があるので小麦料理を食べていた話をしていきました。 さらに、<地元野菜>では「花芯山東菜」の話を写真を交えてすると、 とても興味があるらしく食べてみたいと乗り出して聞いてくれていました。 とにかく、とても元気のいいクラスでどんどん発言してくれるので、 それらのことをすべてまとめて説明するのに、大変でした。 郷土料理は、調べるだけで実際には食べたことがないものが多くて説明に困る部分もありましたが、 幸いこの学校ではさまざまな郷土料理が、学校給食で出るとのことでたいていのものは、 「給食で食べたことあります」と答えてくれたのでその点では、授業はやりやすかったです。 最後には、「埼玉の野菜ってすごいね~」と感心してくれた生徒が多く嬉しかったです。 このクラスの目標は、「旬を知る」でした。 ぜひ、地元の野菜をたっぷり食べてほしいと思いました。 榎本房枝 3校時 10:45~11:30 6年1組 生徒数 31名 ![]() 「みんな料理への関心が強く、自分で作るんです」と、 担任の先生と打ち合わせ中も「あっ、レッドキャベツみたいな頭だ」と、 生徒が私に近づいてきました。 教室の壁には、郷土料理の宿題が全員分貼られ「すいとん」を調べた生徒は 「家ではお父さんが作る」と、教えてくれました。 「ゼリーフライ」を発表した生徒は、小判形の銭の形をしたフライなので、 銭がなまって「ゼリーフライと言います」と、分かりやすい説明をしてくれました。 2校時を担当した地元の榎本VFTの「花芯山東菜」という珍しい伝統野菜の飛び入り紹介で、 授業も盛り上りました。 最後に長島先生が「野菜博士五ケ条のひとつしか習得してないけど、頑張る」 と宣言されて、生徒への大きな励みになったようです。 終了後に男子生徒3人が「質問があるんですけど」と、 丁寧に来るくらい真面目で熱心な生徒たちでした。 先生との二人三脚も「テンポよく、うまくいきましたねぇ」と笑顔の先生の言葉に、ホッ! 小松晴世 4校時11:35~12:20 6年3組 生徒数31名中30名 1名欠席 ![]() ![]() 6年3組の授業が元気に始まり、 地元野菜ビンゴゲーム、さいたま市の特産野菜が(くわい)ということで、 給食にくわいご飯やくわいを使ったメニューが出されるので、 ほとんどの児童がビンゴゲームのマスに(くわい)を書いていました。 また、大変珍しい花芯山東菜もさいたま市の伝統野菜ということで、 写真を見せたり、特徴を話す様子に興味津々で授業が進んでいきました。 食べる人と作る人の良い点、産地表示のPOPなども、積極的に意見があがり、 郷土料理を調べるという事前の宿題も効果を発揮し、 すいとんなど小麦文化が発達して説明に生徒や先生の関心も高いクラス一丸となった授業になりました。 食事バランスガイドの部分で生のキャベツとゆでたキャベツの70gを用意したものや、 みかんを用意して1日に必要な果物の量を知ることで、体験型の授業となりました。 また、成長期に必要なカルシウムについての重要性や一日に必要な量を知ることで、 バランスよく食事をする大切さ、『ベジフルセブン』は覚えやすいとの意見が出ました。 6年3組のクラス目標は『知識を学ぶ』に決定し、 地元の野菜をより深く勉強し野菜博士になると意見がまとまりました。 校長先生は野菜博士カードに興味を示され、 栄養教諭の先生からはテンポ良く時間内にポイントを掴んだ授業だったとのお言葉を頂きました。 とても、野菜や果物、地元の野菜や郷土料理などに意識の高い小学校(クラス)で、 担任の先生一緒に児童が楽しんだ授業となり、元気な野菜博士が誕生してくれることを楽しみにしております。 金福良 スポンサーサイト
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