11月13日 (木) 足立区小学校
2008 / 11 / 25 ( Tue ) 1校時8:55~9:40
5年生 生徒数 31名 派遣講師:寺島祐貴子、印南悦子、広瀬啓子 ![]() 駅から学校まで高層マンションが立ち並んでいますが、ちょっとした空き地には大根、ブロッコリー、カリフラワー、小松菜などが生育しており、こころ和む一歩一歩でした。 礼儀正しく、子供らしく、しかも自分の意見をきちんと発言できる児童が多く、進行は楽しかったです。「知っている野菜」を板書にかき、分類し、「根菜と言って茎や葉の野菜もあるんだよ」と説明したあたりから更に元気になってきました。 野菜の重要性は「野菜をたべると病気に強い」とまとまりました。 野菜が苦手な児童に野菜が好きな児童が「大好きなものと一緒に食べるんだよ」「がまんして食べているうちに食べれるようになるよ」などと嬉しくなるような展開となりました。 学校全体が食育に力を入れており、特に家庭課担当の先生が熱心で、これも私たちが楽しい授業ができた原因だとおもいます。 近くの農家に小松菜をとりにいき、生の重量とゆでた重量の違いから350gの野菜を体感学習、調理実習などを行ったそうです。児童は家庭でも自発的に調理をしているようでした。 もちろん「野菜博士になろう」と大半以上の児童が手をあげてくれました。 広瀬啓子 2校時9:45~10:30 5年生 生徒数 32 名 派遣講師:広瀬啓子、寺島祐貴子、印南悦子 ![]() 元気でさわやかな笑顔の生徒さんたちに「野菜にはどのようなものがあるかな?」と尋ねると、次々に野菜名が上がり、「スイカ!」の回答もありました。 「よくスイカも野菜の仲間だと知っているね。」と言うと、嬉しそうに自信満々の表情をのぞかせていました。 緑黄色野菜の見分け方を、切った時に中心までしっかり色がついているものが緑黄色野菜だと説明すると、先生から「わかりやすい説明で、今度授業に使わせてもらいます。」とのお言葉を頂きました。 野菜の重要性については、健康に関する意見が多く「健康はなんで必要なのかな?」の問いに「学校に来れるから」「運動ができるから」などの声が上がり、野菜の重要性のクラスの意見を「人生が楽しくなるから」としたことから、一気に野菜への関心が高まり、その後の野菜の目標摂取量の理解、苦手野菜の克服法、野菜博士についての授業がスムーズに進みました。 校長先生や、他の小学校の先生方も参観され「大変内容のいい授業だから、資料を頂きたい」と言って頂きました。家庭科・栄養士の先生方、ご協力ありがとうございました。 印南悦子 3校時 10:50~11:35 5年生 生徒数 32名 1名欠席 派遣講師:広瀬啓子・印南悦子・寺島祐貴子 ![]() 授業の様子 全体的に、お行儀のよい雰囲気で授業が始まりました。 午前中で、まだエンジンがかかっていないのかな、と思っていましたが、知っている野菜を質問すると次々に手が上がり、野菜の分類表がいっぱいになりました。 野菜の重要性を聞いてみると、野菜が不足すると体の調子が悪くなるとか、病気にかかりやすいとか、色々な意見が出ましたが、実際今朝、野菜料理を食べてきたか質問すると5~6人しか手が挙がりませんでした。 改めて子供達の野菜不足を実感しました。 授業の前に先生から野菜不足の問題以前に、親が共働きなどで朝食を用意してもらえず、朝食をとらずに登校する子供達もいるということを聞きました。時代を反映しているなあと感じました。 家庭科の先生から、こちらの小学校では手づくり味噌をつくっている、ということや、近くの畑から実際に小松菜を摘んできて授業で茹でて、350グラムというのはこの位と体験学習している、とお聞きし感心いたしました。 最後,野菜博士になるために明日から記録シ-ト頑張るぞうと、かけ声をかけて授業が終りました。 寺島祐貴子 スポンサーサイト
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