12月4日 (木) 南風原町小学校(沖縄)
2008 / 12 / 16 ( Tue ) 2校時9:35~10:20
5年生 生徒数36名 派遣講師:小原 薫 加藤 恵美子 佐々木 享子 東京から先生が来てくれる、それだけで、子ども達は楽しみに待っていてくれました。 知っている野菜、苦手な野菜のところでは、ゴーヤをはじめ、ナーベーラー(へちま)、シブイ(冬瓜)、フーチバー(よもぎ)、青パパイヤと、独特な名前が飛び交いました。 「ナーべーラー!」「ヘチマだね。」「何で、知ってんの?」「昨日、味噌煮食べたんだよ。先生はあのニュルッとしたところも、大丈夫だった。」「ふーん」と、私たちが島野菜を勉強してきたことにも、近しさを感じてくれたようです。 「野菜博士になれるかなぁ・・・」という問いかけに、最初は遠慮していた子ども達も、最後には元気いっぱいに、「是非なりたい!」という方向に向かったので、逆に、「じゃ、こんなこともするといいね、こんなことも出来そうだね」といったお話も、休憩時間に出来ました。 「早寝、早起き、朝ごはん」を推奨しているという学校で、「朝に1つ食べることの大切さ」の部分に大変共感を持ってくださいました。 小原薫 3校時 10:30~11:15 5年生 生徒数 36名 派遣講師:小原 薫 加藤 恵美子 佐々木 享子 ![]() 今回の食育出前授業は、沖縄の小学校の5年生です。 温かくておおらかな小学校という雰囲気の通り、生徒さん達も元気いっぱいです。 「好きな野菜を教えて」と聞いてみるといっぱい手が上がるものの、「沖縄の野菜を教えて」と聞いてみると、みんなちょっと考えながら、次第にぽつぽつと「ナーベラー(ヘチマ)」「シブイ(トウガン)」等の名前が出てきます。 「一般的には、ナーベラーはヘチマ、シブイはトウガンと言うんだよ」と言うと、「へ~」と いうリアクション。 でも、嫌いな野菜の中にも、「ゴーヤ」や「フーチバー(よもぎ)」等が出てきて、地場の野菜であっても、苦い野菜が苦手なのは、どの地域の子供達も共通のようです。 他のクラスでも苦手な野菜に「フーチバー(よもぎ)」が出てきて、何故、そんなに出てくるの だろうと不思議に思っていたら、沖縄では、「沖縄そば」の上に、生のよもぎをトッピングで のせるのが通常の食べ方だそうで、子供達が苦手と言うのも納得した沖縄の授業でした。 佐々木享子 4校時11:35~12:20 5年生 生徒数36名 派遣講師:小原 薫 佐々木 享子 加藤 恵美子 ![]() ハーイ!」「ハーイ!」と教室中に響く元気な声!キラキラと輝く目!人懐っこい笑顔! 圧倒されそうなほどの元気いっぱいの児童とともに授業がスタートしました。 好きな野菜は?知っている野菜は?など、全ての質問に元気良く答えてくれます。 さすが沖縄らしく、ナーベラー(へちま)シブイ(冬瓜)フーチバー(よもぎ) そしてモウイ(黄色い瓜)など、沖縄ならではの野菜も次々に登場します。 こちらのクラスでは、「野菜を食べると“うれしいことがたくさん増える”」という意見にまとまりました。どんな質問にも真剣に考えて意見を出してくれました。 苦手な野菜をワークシートに書き出す時間には、「嫌いな野菜はない!」という なんとも頼もしい児童が何人もいたのに驚きです。 そして、「お料理をしたことがある人?」との質問には、ほぼ全員の手が挙がり、またもや驚かされました。どんなお料理を作っているのか?と興味津々でたずねてみると、「みそスープ!」と。 微笑ましい答えに私たちティーチャーの顔は、さらに笑顔になりました。 野菜博士になれる自信があるという児童が多く、本当に頼もしいです。 最後には、元気になれる合言葉として、もう一度「ベジフルセブン」の内容をおさらいして、全員で復唱しました。 先生方からは「なぜ野菜を食べるのか?」がわかって、本当に良かったとのご意見を頂きました。 沖縄は温暖な気候で、おいしい野菜も多く取れる場所。これからも多くの野菜を食べて、沖縄発の野菜の魅力を全国に広める「野菜博士」になってほしいと心から願っています。 加藤恵美子 スポンサーサイト
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