2月6日 (金) 大阪市小学校
2009 / 02 / 17 ( Tue ) 3校時
6年生 生徒数27名 派遣講師 石井郁子 井戸祐子 校長先生が食育を大変重要視されている学校でした。 そのため栄養士の方も学校に常勤されていて、栄養教育について、子供たちだけでなく保護者向けの情報も発しておられます。 また、大阪の伝統野菜の天王寺蕪や聖護院大根を校庭で作り、調理して食べる実践もされていて、都会の子供なのに、とても恵まれた環境にあると思いました。 そのような環境で栄養指導を受けている子供たちですから野菜の重要性も理解しており、また6年生ということもあって真面目に私達の授業も受けてくれました。ただ、挙手してくれる子が活発な5~6人に限られるのが少し残念でした。 嫌いな野菜を食べないことでよくない点を聞いたとき、先生が「生産者に失礼」という意見を言ってくださると、「そうや、バチがあたるで。」と言える子供もいて、その思いやりのある優しい気持ちに感動しました。 井戸祐子 4校時11:45~12:30 5年生 生徒数 30名 派遣講師 石井郁子 井戸祐子 最初は、校長先生は食育にご熱心で授業を楽しみになさっていたのに今日はご不在でとても残念がっていらっしゃったとお聞きしましたが、急いでお戻り下さり、5年生の授業は見学して下さいました。 そのお話をお伝えくださった栄養士の先生も、とても熱心で子供たちと深く関わっていらっしゃるご様子。普段のご指導や子供たちの様子を詳しくお話し下さって、この学校の食育に対する意気込みが感じられて嬉しくなりました。 5年生は特に、天王寺蕪などのなにわの伝統野菜作りに取り組んでいるとか.... どんなお友達なのかとワクワクして教室に向かいました o(^▽^)o 5年生は元気なクラスでした。 野菜の名前も、黒板に書く手が追いつかないほど、どんどん挙げてくれました。 嫌いな野菜を食べることの良い点は、 ○ 力がつく。 ○ 好き嫌いがなくなる。 ○ 健康になる。 などしっかりした意見を持ってハキハキ答えてくれましたが、嫌いな野菜を食べないことの良い点では、急に声が出なくなりました。みんな当然のように「そんなん無い!!」と全員一致で、 ○ 嫌いな野菜を食べない事には、いい事がない。という意見にまとまりました。 この欄が空白になったクラスは初めてです。みんなしっかり野菜の必要性を感じてくれていました。 野菜博士になろう!では、「これほしい人」とカードを見せると元気に「はいッ!」と手が挙がり すぐに貰おうといきなり立ち上がる子もいました(笑) みんながそれぞれ工夫して「野菜博士」を目指してくれるようです。楽しみです♪ ふだん家庭科の調理実習に立ち会ったり栄養指導などをなさっている栄養士の先生も授業に参加して下さり、担任の先生と一緒になって盛り上げて下さいました。 使用野菜を絵でも示してある給食献立表を頂きました。食育に対する先生方の熱意を感じられ、その先生方のお気持ちが子供たちに伝わっているんだなと、温かい気持ちになりました。 1人でも多くの「野菜博士」の誕生を祈っています。 石井郁子 スポンサーサイト
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